ユーザーがアプリから直接ドライブ ファイルを共有できるようにするには、Google ドライブの共有ダイアログを使用します。このモーダル ダイアログは、ドライブでアイテムを共有できるようにアプリから呼び出されます。図 1 は、Google ドキュメントの共有ボタンと、その結果表示される共有ダイアログを示しています。
ドライブ共有ダイアログを有効にするには、ダイアログ スクリプトと起動ボタンまたはその他の起動メカニズムを UI に追加します。
ダイアログ スクリプトを追加する
共有ダイアログのインスタンスを作成するには、起動ページに次のスクリプトを追加します。
<head>
...
<script type="text/javascript" src="https://apis.google.com/js/api.js"></script>
<script type="text/javascript">
init = function() {
s = new gapi.drive.share.ShareClient();
s.setOAuthToken('<OAUTH_TOKEN>');
s.setItemIds(['<FILE_ID>']);
}
window.onload = function() {
gapi.load('drive-share', init);
}
</script>
</head>
ここで
<OAUTH_TOKEN>
は、承認済みユーザーの OAuth2 アクセス トークンに置き換える必要があります。<FILE_ID>
は、共有するファイルの ID に置き換える必要があります。
起動ボタンを追加する
UI に、次のようなコード行を追加します。
<button onclick="s.showSettingsDialog()">Share</button>
このコードは、共有ボタンがクリックされたときに showSettingsDialog()
関数を呼び出します。