Calendar API の背景
カレンダーのコンセプト
Google カレンダーは、次のような基本概念に基づいて構築されています。
- イベント
- カレンダー上の 1 つの予定で、予定のタイトル、開始時間、終了時間、参加者などの情報が含まれます。
- カレンダー
- カレンダーのメタデータ(説明など)を含む 1 つのカレンダー エントリ。
- カレンダー リスト
- カレンダー UI でユーザーのカレンダー リストに表示されるすべてのカレンダーのリスト。
- 設定
- ユーザーのタイムゾーンなど、カレンダー UI のユーザー設定。
- ACL
- ルールのタイプや範囲などの情報を含む単一のアクセス制御ルール。
Calendar API データモデル
リソースとは、一意の識別子を持つ個別のデータ エンティティです。Calendar API は、次の 5 種類のリソースで動作します。
- イベント リソース
- カレンダー上の 1 つの予定を表します。
- カレンダーのリソース
- 個々のカレンダーのメタデータを表します。
- CalendarList リソース
- UI のユーザーのカレンダー リストに表示される個々のカレンダーのメタデータを表します。
- 設定リソース
- カレンダー UI の 1 つのユーザー設定を表します。
- ACL リソース
- ACL を表します。
Calendar API のデータモデルは、コレクションと呼ばれるリソースのグループに基づいています。
- イベント コレクション
- 特定のカレンダー リソース内のすべての予定リソースで構成されています。
- CalendarList コレクション
- 特定のユーザーのすべての CalendarList リソースで構成されています。
- 設定コレクション
- 特定のユーザーのすべての設定リソースで構成されます。
- ACL コレクション
- 特定のカレンダーに適用されるすべての ACL リソースで構成されています。