添付ファイル

添付ファイルは、ユーザーが表示して操作するコンテンツです。このガイドでは、Google Classroom の添付ファイルの概要について説明し、添付ファイルに関する重要な用語を定義します。

簡単に言うと、アドオンの役割はアタッチメントの作成と管理です。アドオンを使用すると、生徒は Google Classroom 内でコンテンツに直接アクセスできます。CourseWork API を使用して作成された課題とは異なり、アドオン添付ファイルでは、ユーザーが Google Classroom を離れることなく、カスタマイズされたインタラクティブな学習環境を利用できます。

教師が課題に添付ファイルを追加する。割り当てには最大 10 個のアタッチメントを追加できますが、1 種類の添付ファイルは 8 個までです。添付ファイルの例として、YouTube 動画、Google ドキュメント、外部リンクなどがあります。Google ドライブにあるファイルやパソコンからアップロードしたファイルを添付することもできます。

添付ファイルカードが表示された課題作成ダイアログのビュー

図 1. 課題を作成、表示、または完了すると、添付ファイルがカードとして表示されます。

添付ファイルの種類

アドオンの添付ファイルには、アクティビティとコンテンツの 2 種類があります。アクティビティ タイプの添付ファイルとは、テストや書面による回答など、生徒の提出物や提出が必要な添付ファイルです。コンテンツ タイプの添付ファイルは、動画やニュース記事など、生徒の提出物を必要としない表示専用の資料です。

アタッチメント関連の API インタラクションは、アタッチメントのタイプによって若干異なります。アドオン API を使用したアタッチメントの操作の詳細については、アタッチメントの操作ガイドページをご覧ください。

添付ファイルの自動採点

アクティビティタイプの添付ファイルの場合は、Google Classroom に成績を返却することができます。この操作を行うと、特定の課題の成績欄に仮成績が入力されます。成績には 0 以上の任意の 10 進数を指定できます。実装の詳細については、添付ファイルの操作ガイドをご覧ください。

なお、これは教師から多くのご要望が寄せられた機能です。Google のユーザー エクスペリエンス調査では、多くの教師はアドオンのアクティビティの成績が自動的に Google Classroom に返されることを想定していることがわかっています。

サードパーティのサイトから添付ファイルを作成する

Google Classroom の外部からプログラムでアドオンの添付ファイルを作成できます。操作は CourseWork API エンドポイントを使用した課題の作成に似ています。実装について詳しくは、専用の Google Classroom の外部で添付ファイルを作成するをご覧ください。