コンパニオン広告

このガイドは、iOS IMA 実装にコンパニオン広告を追加したいとお考えのパブリッシャー様を対象としています。

前提条件

  • IMA SDK が統合された iOS アプリ
  • コンパニオン広告を返すように設定された広告タグ。

参考情報

それでもアプリに IMA SDK を実装する必要がある場合は、スタートガイドをご覧ください。

アプリにコンパニオン広告を追加する

コンパニオン用の UIView を作成する

コンパニオンをリクエストする前に、レイアウト内にコンパニオン用のスペースを作成する必要があります。ストーリーボードで、ビューを ViewController にドラッグ&ドロップして、コンパニオン広告に合わせてサイズを設定します。次に、コンパニオン スロットが実装の変数に関連付けられていることを確認します(この例では partnerView という変数を使用しています)。以下のスクリーンショットでは、薄いグレーのビューがコンパニオン広告のビューです。

コンパニオンの UIView を作成する画像。

IMACompanionAdSlot を作成する

次に、ビューから IMACompanionAdSlot オブジェクトを作成します。IMA SDK コンパニオン広告スロットに、サイズを含む VAST レスポンスのコンパニオンを追加 ビューの高さと幅に合わせて調整できます。IMA SDK では、 Fluid サイズのコンパニオン

ViewController.h
@property(nonatomic, weak) IBOutlet UIView *companionView;
ViewController.m
self.companionSlot =
    [[IMACompanionAdSlot alloc] initWithView:self.companionView
                                       width:self.companionView.frame.size.width
                                      height:self.companionView.frame.size.height];

コンパニオン広告スロットを広告コンテナに渡す

最後に、コンパニオン スロットの配列を IMAAdDisplayContainer コンストラクタに渡して、このコンパニオン スロットが存在することを SDK に通知する必要があります。

ViewController.m
return [[IMAAdDisplayContainer alloc] initWithAdContainer:self.videoView
                                           viewController:self
                                           companionSlots:@[ self.companionSlot ]];

これで操作は完了です。アプリケーションにコンパニオン広告が表示されるようになりました。

Fluid コンパニオン広告を表示する

IMA では、Fluid コンパニオン広告がサポートされるようになりました。これらのコンパニオン広告は、広告のサイズに合わせてサイズが 指定することもできます。親ビューの幅の 100% いっぱいにまで表示し、サイズを親ビューに合わせて 関連付けられます。アド マネージャーで Fluid コンパニオン サイズを使用して設定します。 この値を設定する場所については、次の画像をご覧ください。

アド マネージャーのコンパニオン広告の設定を示す画像。コンパニオン サイズのオプションをハイライト表示します。

Fluid コンパニオン用に iOS アプリをアップデートする

Fluid コンパニオン スロットを宣言するには、 IMACompanionAdSlot view パラメータのみを含めます。(widthheight

ViewController.m
self.companionSlot =
      [[IMACompanionAdSlot alloc] initWithView:self.companionView];

よくある質問

ガイドに従いましたが、コンパニオン広告が表示されません。必要な対策
まず、タグが実際にコンパニオンを返していることを確認します。ブラウザで CompanionAds タグを探します。その場合は、返されるコンパニオンのサイズが、表示しようとしている UIView のサイズと同じであることを確認してください。