Places SDK for iOS の使用量と請求額

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Places SDK for iOS は、従量課金制の料金モデルを採用しています。Places API の Places SDK for iOS リクエストは、SKU 単位で課金されます。 Google の総合的な利用規約に加えて、Places SDK for iOS に固有の使用量上限が存在します。Google Cloud Console に、使用料金を管理するためのツールが用意されています。

Places SDK for iOS の課金の仕組み

Places SDK for iOS は従量課金制の料金モデルを採用しています。Google Maps Platform の API や SDK は、SKU 単位で課金されます。使用量の追跡はサービスの SKU 単位で行われますが、API や SDK にはサービスの SKU が複数含まれているものもあります。料金は次の式で計算されます。

SKU 使用量×使用 1 回あたりの料金

料金と使用量の計算ツールをご用意していますので、各 API / SDK の使用コストを見積もる際にご活用ください。条件を満たす Google Maps Platform SKU については、請求先アカウントごとに毎月 200 米ドルの Google Maps Platform クレジットをご利用いただけます。このクレジットは、条件を満たす SKU に自動的に適用されます1

Places SDK for iOS の料金

オートコンプリート セッションについて

オートコンプリート セッションには、複数の Autocomplete リクエスト(ユーザーの入力に応じて場所の候補を取得)と、最大で 1 つの Places Details リクエスト(ユーザーが選択した場所の詳細を取得)が含まれます。Autocomplete リクエストと後続の Place Detail リクエストには、同じセッション トークンが渡されます。セッション開始のタイミングは、最初の Autocomplete リクエストが発生したとき(通常はユーザーが入力を開始したとき)です。オートコンプリートのいずれかの候補をユーザーが選択すると、Places Details が呼びされます。ユーザーが候補を選択しない場合、Places Details は呼び出されません。

ユーザーが場所を選択したら(つまり、Places Details が呼び出されたら)、新しいセッション トークンを使用して新しいセッションを開始する必要があります。

オートコンプリート セッションは次の API から生成できます。

セッション トークンは 1 回のユーザー セッションでのみ有効です。同じセッション トークンを複数のユーザー セッションで使用することはできません。セッション トークンを再使用すると、そのセッションは無効とみなされ、セッション トークンを渡さなかった場合と同様にリクエストが課金されます。

セッションを使用する Autocomplete リクエストと Places Details リクエストは、それぞれ別の SKU として課金されます。

プレイスデータの SKU について

以下に対して 1 つ以上のデータ SKU が課金されます。

  • Android: fetchPlace() または findCurrentPlace() へのリクエストのたび
  • iOS: fetchPlaceFromPlaceID: または findPlaceLikelihoodsFromCurrentLocationWithPlaceFields: へのリクエストのたび
  • ウェブサービス: Places リクエストで指定するフィールドに応じて、Places リクエストが発生するたび

その際、Places リクエストの費用に加えて、Data リクエストの料金が発生します。Data リクエストの料金は、常に Places リクエストとともに発生します。


SKU: Basic Data

Places Details または Find Place リクエストで fields パラメータを使用すると、指定したフィールドのみを取得できます。Basic カテゴリのフィールドは Places リクエストの基本料金に含まれ、追加の費用は発生しません。次のいずれかのフィールドがリクエストされた場合に、Basic Data SKU が課金されます。

Android

address_componentadr_addressbusiness_statusformatted_addressgeometryiconicon_mask_base_uriicon_background_colornamepermanently_closedphototypeurlutc_offsetvicinity のいずれか

iOS

GMSPlaceFieldFormattedAddressGMSPlaceFieldBusinesssStatusGMSPlaceFieldIDGMSPlaceFieldCoordinateGMSPlaceFieldNameGMSPlaceFieldPhotosGMSPlaceFieldPlusCodeGMSPlaceFieldTypesGMSPlaceFieldViewport のいずれか

ウェブサービス

address_componentadr_addressbusiness_statusformatted_addressgeometryiconnamepermanently_closedphotoplace_idplus_codetypeurlutc_offsetvicinity のいずれか

月間使用量
(呼び出しあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
Places リクエストの料金
+ 0.00 米ドル
Places リクエストの料金
+ 0.00 米ドル
Places リクエストの料金
+ 0.00 米ドル

SKU: Contact Data

Places Details または Find Place リクエスト内の fields パラメータ(ウェブサービスの場合)、あるいは Place.Field の配列(Android / iOS の場合)を使用すると、指定したフィールドのみを取得できます。Contact カテゴリのフィールドは追加料金が発生します。次のいずれかのフィールドがリクエストされた場合に、Contact Data SKU が課金されます。

Android

OPENING_HOURSPHONE_NUMBERWEBSITE_URI のいずれか

iOS

GMSPlaceFieldOpeningHoursGMSPlaceFieldPhoneNumberGMSPlaceFieldWebsite のいずれか

ウェブサービス

formatted_phone_numberinternational_phone_numberopening_hourswebsite のいずれか

月間使用量
(呼び出しあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
Places リクエストの料金
+ 0.003 米ドル
(+ 1,000 回あたり 3.00 米ドル)
Places リクエストの料金
+ 0.0024 米ドル
(+ 1,000 回あたり 2.40 米ドル)
使用量に応じた料金をお問い合わせください

SKU: Atmosphere Data

Places Details または Find Place リクエストで fields パラメータを使用すると、指定したフィールドのみを取得できます。Atmosphere カテゴリのフィールドは追加料金が発生します。次のいずれかのフィールドがリクエストされた場合に、Atmosphere Data SKU が課金されます。

  • Android: PRICE_LEVELRATINGUSER_RATINGS_TOTAL のいずれか
  • iOS: GMSPlaceFieldPriceLevelGMSPlaceFieldRatingGMSPlaceFieldUserRatingsTotal のいずれか
  • JavaScript: フィールド(Place Details)をご覧ください。
  • ウェブサービス: curbside_pickupdeliverydine_inprice_levelratingreviewtakeoutuser_ratings_total
月間使用量
(呼び出しあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
Places リクエストの料金
+ 0.005 米ドル
(+ 1,000 回あたり 5.00 米ドル)
Places リクエストの料金
+ 0.004 米ドル
(+ 1,000 回あたり 4.00 米ドル)
使用量に応じた料金をお問い合わせください

SKU: Autocomplete - Per Request

次のいずれかに対する呼び出しや、セッション トークンを含まないリクエストが発生すると、Autocomplete - Per Request SKU が課金されます。

無効なオートコンプリート セッション(セッション トークンを再使用しているセッションなど)から呼び出された場合も、Autocomplete - Per Request SKU が課金されます。

Maps JavaScript API の Place Autocomplete ウィジェットによる Autocomplete リクエストについては、それが無効なオートコンプリート セッションからの呼び出しであれば Autocomplete - Per Request SKU が課金されます。これは、ユーザーが異なる複数の住所を入力しようとしたり、複数の住所をコピーしてウィジェットに貼り付けようとするなど、必ずしもオートコンプリート候補を選択するとは限らない場合に発生します。

月間使用量
(リクエストあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
0.00283 米ドル
(1,000 回あたり 2.83 米ドル)
0.00227 米ドル
(1,000 回あたり 2.27 米ドル)
使用量に応じた料金をお問い合わせください

SKU: Autocomplete without Place Details – Per Session

オートコンプリート セッションに(セッション開始から数分以内に)Place Details リクエストが含まれない場合に、Autocomplete without Place Details - Per Session SKU が課金されます。

月間使用量
(セッションあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
0.017 米ドル
(1,000 回あたり 17.00 米ドル)
0.0136 米ドル
(1,000 回あたり 13.60 米ドル)
大量使用時の料金設定については営業担当にお問い合わせください

アプリケーションから、以下の 2 つを同じセッションで呼び出します。

Android

iOS

ウェブサービス

請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。

  • Autocomplete without Place Details - Per Session(セッションあたり 0.017 米ドル~)

SKU: Autocomplete (included with Place Details) – Per Session

次のいずれかを含むオートコンプリート セッションが発生すると、Autocomplete (included with Place Details) – Per Session SKU が課金されます。

  • Android: fetchPlace() への呼び出し
  • iOS: fetchPlaceFromPlaceID: への呼び出し
  • ウェブサービス: Place Details リクエスト

Autocomplete リクエストで料金は発生しませんが、これに伴う Place Details の呼び出しは、通常の Place Details の料金設定に基づいて課金されます。

Place Details リクエストでは、リクエスト内で指定するフィールドに応じて、データ SKU(BasicContactAtmosphere のうち 1 つまたは複数)が適用されます。

Place Details リクエストでフィールドを指定しない場合、すべてのデータ SKU(Basic、Contact、Atmosphere)が課金されます。

オートコンプリート セッション中に Place Details ID の更新リクエスト(place_id フィールドのみを指定するリクエスト)が発生すると、SKU: Autocomplete without Place Details – Per Session として課金されます。

月間使用量
(セッションあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
0.00 米ドル 0.00 米ドル 0.00 米ドル

アプリケーションから、以下の 3 つを同じセッションで呼び出します。

Android

iOS

ウェブサービス

請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。

  • Autocomplete (included with Place Details) - Per Session(0.00 米ドル)
  • Place Details(セッションあたり 0.017 米ドル~)
  • Basic Data(0.00 米ドル)

SKU: Place Details

Place Details の呼び出しは次のように課金されます。

月間使用量
(呼び出しあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
0.017 米ドル
(1,000 回あたり 17.00 米ドル)
0.0136 米ドル
(1,000 回あたり 13.60 米ドル)
大量使用時の料金設定については営業担当にお問い合わせください

Place Details SKU は次の API から生成されます。

ウェブ API およびサービスでは、セッション トークンが渡されるかどうかにかかわらず、Place Details SKU が課金されます。

Place Details の呼び出しまたはリクエストでは、この呼び出し / リクエストで指定するフィールドに応じてデータ SKU(BasicContactAtmosphere のうち 1 つまたは複数)も適用されます。Place Details の呼び出しまたはリクエストでフィールドを指定しない場合、すべてのデータ SKU(Basic、Contact、Atmosphere)が課金されます。つまり、Places Details の呼び出し / リクエストに加え、これらすべてのデータの料金が請求されます。

  1. 次の呼び出しまたはリクエストのいずれかを行います。
    • モバイル: Android の場合は fetchPlace()、iOS の場合は fetchPlaceFromPlaceID: を呼び出し、ADDRESS フィールドだけを指定
    • ウェブ API またはサービス: Place Details リクエストを行い、住所フィールドだけを指定: getPlaceDetails(fields: formatted_address)
    請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。
    • Place Details(セッションあたり 0.017 米ドル~)
    • Basic Data(0.00 米ドル)
  2. 次の呼び出しまたはリクエストのいずれかを行います。
    • モバイル: Android の場合は fetchPlace()、iOS の場合は fetchPlaceFromPlaceID: を呼び出し、PHONE_NUMBER フィールドだけを指定
    • ウェブ API またはサービス: Place Details リクエストを行い、電話番号フィールドを指定: getPlaceDetails(fields: formatted_phone_number)
    請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。
    • Place Details(セッションあたり 0.017 米ドル~)
    • Contact Data(リクエストあたり 0.003 米ドル~)
  3. 次の呼び出しまたはリクエストのいずれかを行います。
    • モバイル: Android の場合は fetchPlace()、iOS の場合は fetchPlaceFromPlaceID: を呼び出し、すべてのフィールドを指定
    • ウェブ API またはサービス: Place Details リクエストを行い、すべてのフィールドを指定(フィールドを何も指定しない場合、このタイプのリクエストがデフォルトになります): getPlaceDetails()
    請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。
    • Place Details(セッションあたり 0.017 米ドル~)
    • Basic Data(0.00 米ドル)
    • Contact Data(リクエストあたり 0.003 米ドル~)
    • Atmosphere Data(リクエストあたり 0.005 米ドル~)

SKU: Find Current Place

findCurrentPlace()(Android)または findPlaceLikelihoodsFromCurrentLocationWithPlaceFields:(iOS)を呼び出した場合に、Find Current Place が課金されます。

月間使用量
(呼び出しあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
0.030 米ドル
(1,000 回あたり 30.00 米ドル)
0.024 米ドル
(1,000 回あたり 24.00 米ドル)
大量使用時の料金設定については営業担当にお問い合わせください

findCurrentPlace()(Android)または findPlaceLikelihoodsFromCurrentLocationWithPlaceFields:(iOS)を呼び出すと、呼び出し時に指定したフィールドに応じてデータ SKU(BasicContactAtmosphere のうち 1 つまたは複数)も生成されます。データ フィールドを指定すれば、レスポンスを該当フィールドだけに絞ることができます。Find Current Place の呼び出しに加え、取得したデータも課金対象となります。

  1. findCurrentPlace()(Android)または findPlaceLikelihoodsFromCurrentLocationWithPlaceFields:(iOS)を呼び出し、ADDRESS フィールドだけを指定します。請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。
    • Find Current Place(リクエストあたり 0.030 米ドル~)
    • Basic Data(0.00 米ドル)
  2. findCurrentPlace()(Android)または findPlaceLikelihoodsFromCurrentLocationWithPlaceFields:(iOS)を呼び出し、PHONE_NUMBER フィールドを指定します。請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。
    • Find Current Place(リクエストあたり 0.030 米ドル~)
    • Contact Data(リクエストあたり 0.003 米ドル~)
  3. findCurrentPlace()(Android)または findPlaceLikelihoodsFromCurrentLocationWithPlaceFields:(iOS)を呼び出し、3 つすべてのデータタイプ バケットのフィールドを指定します。請求レポートには次の SKU が記載されます(SKU ごとの請求データを表示している場合)。
    • Find Current Place(リクエストあたり 0.030 米ドル~)
    • Basic Data(0.00 米ドル)
    • Contact Data(リクエストあたり 0.003 米ドル~)
    • Atmosphere Data(リクエストあたり 0.005 米ドル~)

SKU: Place Photo

Place Photo SKU は次の場合に課金されます。

JavaScript サービスの場合、PlacePhoto.getUrl() メソッドを呼び出しても、URL が実際にピクセルデータの取得に使用されるまで、課金は行われません。

月間使用量
(呼び出しあたりの料金)
0~100,000 100,001~500,000 500,001 以上
0.007 米ドル
(1,000 回あたり 7.00 米ドル)
0.0056 米ドル
(1,000 回あたり 5.60 米ドル)
使用量に応じた料金をお問い合わせください

その他の使用量上限

1 日あたりのリクエスト数に上限はありませんが、Places SDK for iOS には以下の使用量上限が適用されます。

  • レート上限は 1 秒あたり 100 リクエストです。この計算は、同じプロジェクトの認証情報を使用して、すべてのアプリケーションに対するクライアントサイドとサーバーサイドのリクエストの合計数として計算されます。

利用規約による制限

利用規約については、Google Maps Platform 利用規約のライセンス制限に関するセクションをご覧ください。

使用料金を管理する

Google Maps Platform API の使用料金を管理するには、課金対象の API へのすべてのリクエストで 1 日あたりの割り当て上限を設定します。1 日の割り当ては、午前 0 時(太平洋標準時)にリセットされます。

Places SDK for iOS の割り当て上限を表示または変更するには:

  1. Cloud Console で、[Google Maps Platform の割り当て] ページを開きます。
  2. [API] プルダウンをクリックし、[Places SDK for iOS] を選択します。
  3. [リクエスト] カードまでスクロールして、割り当て上限を表示します。
    割り当て名と上限の一覧の表が表示されます。
  4. 割り当て上限を変更するには、その制限の編集アイコンをクリックします。
    表示されたダイアログの [割り当て上限] フィールドに、1 日の課金対象の割り当て上限(Google により指定されている場合、その割り当て上限以下)を入力して、[保存] を選択します。

API の使用が課金対象の割り当て上限に達した日は、その日が終わるまでアプリケーションは API にアクセスできなくなります。


  1. インドのユーザーが Google Maps Platform のクレジットを受け取るには、Google Maps Platform の請求先アカウントを作成する前に、Google Cloud Platform の請求先アカウントを作成する必要があります。