ロードマップ タイルは、Google の地図作製スタイル設定が適用されたベクター地形データに基づく画像タイルです。これには、道路、建物、スポット、行政境界が含まれます。
ロードマップ タイルの取得
セッション トークンを取得したら、ロードマップ タイル リクエストを開始できます。セッション トークンはセッション全体に適用されるため、タイル リクエストでマップ オプションを指定する必要はありません。
次のコードサンプルは、ロードマップ タイル用の一般的なセッション トークン リクエストを示しています。
curl -X POST -d '{ "mapType": "roadmap", "language": "en-US", "region": "US" }' \ -H 'Content-Type: application/json' \ "https://tile.googleapis.com/v1/createSession?key=YOUR_API_KEY"
ロードマップ タイルは、次の例に示すように HTTPS GET リクエストを実行することで取得できます。
curl "https://tile.googleapis.com/v1/2dtiles/z/x/y?session=YOUR_SESSION_TOKEN &key=YOUR_API_KEY &orientation=0_or_90_or_180_or_270"
この HTTPS GET リクエストでは、z
はズームレベル(0~22)、x
と y
は取得するタイルのタイル座標です。
orientation
パラメータは省略可能です。この値は、タイル画像の反時計回りの回転角度を指定します。orientation
は roadmap
タイルでサポートされています。また、"overlay": true
を使用してベース画像を削除し、layerTypes
を設定した場合の衛星画像リクエストと地形リクエストでもサポートされています。有効な orientation
値は 0(デフォルト)、90、180、270 です。
orientation
値が含まれている場合、タイル座標グリッドは回転しません。たとえば、orientation
を 90 に設定した場合、x
座標は引き続きタイル内の左から右の位置を定義します。この場合は、地図上で北から南です。
0 度 | 90 度回転 |
---|---|
タイル リクエストの例
世界全体を含む単一のタイルをリクエストする次の例について考えてみましょう。この例では、ズームレベルは 0、x 座標と y 座標は 0、0 です。
curl "https://tile.googleapis.com/v1/2dtiles/0/0/0?session=YOUR_SESSION_TOKEN&key=YOUR_API_KEY" --output /tmp/example_tile.png
この例では、サーバーからのレスポンス メッセージはありません。代わりに、タイルはローカル ファイルにダウンロードされ、次の統計情報が取得されます。
% Total % Received % Xferd Average Speed Time Time Time Current Dload Upload Total Spent Left Speed 100 8335 100 8335 0 0 51471 0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 54835
レスポンス メッセージ ヘッダーについては、コンテンツのプリフェッチ、キャッシュ保存、保存をご覧ください。