Google 検索で署名日に影響を与える

「署名日」とは、ウェブページが更新または公開されたと Google が推定した日付のことです。ウェブページや動画の署名日を Google が判定できる状態にあり、この情報がユーザーの役に立つと判断された場合は、検索結果にこの情報が表示されることがあります。署名日を判定するために Google が参照する情報を指定できます。

Google 検索のウェブ検索結果を示すイラスト(署名日の箇所が四角で囲ってハイライト表示されている)

2023 年 8 月 25 日

1 つの日付要素だけに依存すると問題が生じやすいため、Google は複数の要素を基に判定しています。つまり、複数の要素を検討して、ページが公開された日または大幅に更新された日をできるだけ正確に推定するようにしています。

Google に表示されるよう日付情報を指定する方法

Google に対して日付情報を指定する方法は次のとおりです。

  1. 署名日に影響を与えるためのおすすめの方法をご覧ください。
  2. ユーザーに表示される日付をページに追加し、目立つ位置に配置します。日付には、「公開日」や「最終更新日」などのテキストで適切にラベル付けしてください。ウェブページの日付情報を示す方法の例を以下に示します。
    • 2019 年 2 月 4 日投稿
    • 2019 年 2 月 4 日公開
    • 最終更新日: 2018 年 2 月 14 日
    • 2019 年 2 月 14 日午後 8 時(東部標準時)更新
    <html>
      <head>
        <title>Analyzing Google Search traffic drops</title>
      </head>
      <body>
        <p>
          Posted Tuesday, July 20, 2021
        </p>
        <p>
          Suppose you open Search Console and find out that your Google Search traffic dropped. What should you do?
        </p>
      </body>
    </html>
  3. 構造化データで日付を指定します。CreativeWork のサブタイプ(例: ArticleBlogPostingVideoObject)を追加して、datePublished フィールドと dateModified フィールドの両方またはいずれかを指定することをおすすめします。Google の構造化データ ガイドラインを遵守して、Google のクローラが記事の日付を把握できるようにしてください。
    <html>
      <head>
        <title>Analyzing Google Search traffic drops</title>
        <script type="application/ld+json">
        {
          "@context": "https://schema.org",
          "@type": "NewsArticle",
          "headline": "Analyzing Google Search traffic drops",
          "datePublished": "2021-07-20T08:00:00+08:00",
          "dateModified": "2021-07-20T09:20:00+08:00"
        }
        </script>
      </head>
      <body>
        <p>
          Posted Tuesday, July 20, 2021
        </p>
        <p>
          Suppose you open Search Console and find out that your Google Search traffic dropped. What should you do?
        </p>
      </body>
    </html>

署名日に影響を与えるおすすめの方法

  • 日付は必須、時刻は任意: ただし、精度を高めるためにマークアップで時刻とタイムゾーンを指定することをおすすめします。
  • タイムゾーンを指定する場合: 正しいタイムゾーンを指定し、必要に応じて夏時間も考慮してください。
  • 日時の整合性に注意する: ユーザーに表示されるデータと対応する構造化データの間で、日付(および任意で指定する時刻とタイムゾーン)が整合するようにしてください。構造化データで時刻とタイムゾーンを指定した場合でも、ユーザーに表示されるデータで指定するかどうかは任意です。
  • 未来の日付、またはページに記載されているイベントなどの日付は指定しない: ここで指定する日付はページの公開日または更新日であり、ページに記載されているニュースやイベントの日付ではありません。ページ内に記載されているイベントについて説明するには、必要に応じてイベント マークアップを追加できます。
  • ページ内の他の日付情報は最小限にとどめる: おすすめの方法を取り入れても別の日付が選ばれてしまう場合は、ページ内の他の日付を全部または一部削除することを検討してください。
  • Google ニュースの検索で表示されることを想定したページの場合: こちらのガイドラインにも従ってください。