Google 検索向けに AMP コンテンツを最適化する

基本的な AMP ページの作成後、構造化データの追加、ページの監視、Codelab を使った練習を行うことで、Google 検索向けに AMP コンテンツを最適化できます。

基本的な AMP ページを作成する

  1. 最初の AMP ページを作成します。
  2. Google 検索での AMP ページに関するガイドラインを適用します。
  3. ページをリンクしてコンテンツが検出されるようにします。Google 検索がクロールとインデックス登録を行うには、AMP ページが正規ページにリンクされている必要があります。正規ページは、非 AMP バージョンのページであっても、AMP ページ自体であってもかまいません。詳しくは、AMP URL の構造についてのデベロッパー向けブログ記事をご覧ください。
  4. ユーザーが AMP ページで体験できるコンテンツと実行可能な操作が、対応する正規ページと可能な限り同じであることを確認します。
  5. AMP テストツールを使用して、有効な AMP HTML ドキュメントの Google 検索要件をページが満たしていることを確認します。
  6. 正規ページと AMP ページの両方で同じ構造化データのマークアップを使用します。
  7. コンテンツに関する一般的なおすすめの方法を適用します。
    1. robots.txt ファイルが AMP ページをブロックしていないことを確認します。必要に応じて robots meta タグ、data-nosnippetX-Robots-Tag を使用します。
    2. 言語や地域の URL に hreflang を使用する場合のガイドラインを遵守します。AMP の具体例については、多言語対応をご覧ください。

CMS を使用して AMP ページを作成する

コンテンツ マネジメント システム(CMS)を介してウェブ コンテンツを配信する場合は、既存の CMS プラグイン(WordPressDrupal、Joomla 用など)を使用するか、CMS にカスタム機能を実装して AMP コンテンツを生成します。CMS をカスタマイズする場合は、基本的な AMP ページを作成するをご覧のうえ、以下のガイドラインに準拠してください。

  • AMP HTML ファイルをサイトの URL パスの体系にどのように組み込むかを検討します。正規の非 AMP ページに加えて AMP ページも生成する場合は、次のいずれかの URL スキームを選択することをおすすめします。
    • https://www.example.com/myarticle/amp
    • https://www.example.com/myarticle.amp.html
  • 構造化データのマークアップ テンプレートを作成します。ガイドラインは以下のとおりです。
    • 公開するコンテンツのタイプの要件に基づいてテンプレートを作成します。
    • レシピ、記事、動画、レビューのサンプル テンプレートについては、AMP プロジェクトのメタデータの例をご覧ください。

リッチリザルト向けに最適化する

構造化データを使用すると、検索結果でのページの見え方をより質の高いものにすることができます。構造化データを使用した AMP ページは、トップニュース カルーセルやホスト カルーセルなどのリッチリザルトとして表示されます。

  1. 構造化データを実装します
  2. リッチリザルト テストを使用して、構造化データが正しく解析されることを確認します。
  3. AMP テストツールを使用して、AMP が Google 検索用に最適化されているかどうかを確認します。

ページを確認して改善する

以下のレポートを確認し、すべての AMP ページを定期的にチェックします。

最新バージョンのコンテンツを配信するために、Google AMP Cache をすぐに更新する必要がある場合は、AMP コンテンツの更新についての説明をご覧ください。

Google 検索の検索結果から AMP ページの配信を停止する必要がある場合は、Google 検索の検索結果から AMP コンテンツを削除するをご覧ください。

Codelab を使って練習する

ここでは、Google 検索用に AMP ページを作成する練習を行うための Codelab をいくつかご紹介します。

リソース

AMP ページを作成したので、次に、AMP 向けのその他の Google サービスの統合に関するリソースをいくつかご紹介します。