広告配信モード

Google の EU ユーザーの同意ポリシーに基づき、パブリッシャー様は、欧州経済領域(EEA)と英国のユーザーに特定の情報を開示し、法律で義務付けられている場合に Cookie などのローカル ストレージを使用すること、および広告のパーソナライズを目的として個人データを収集、共有、使用することについて、それらのユーザーの同意を得る必要があります。このポリシーには、EU の e プライバシー指令と一般データ保護規則(GDPR)の要件が反映されています。このポリシーに準拠するには、User Messaging Platform SDK などの TCF フレームワークと統合された Google 認定の同意管理プラットフォーム(CMP)を導入する必要があります。この機能を導入すると、同意に関する選択(目的)が CMP によってモバイルアプリに提示されます。

同意選択の UI は Google によって常に最新の状態に保たれていますが、以下に以前のバージョンを示します。

同意選択のサンプル画像

配信できる広告の種類は次のとおりです。

パーソナライズド広告

パーソナライズド広告は、ユーザーがアクセスしたサイトや使用しているアプリに基づいてユーザーの関心事が推測される広告です。Google では、以前に収集したデータ(過去のデータ)に基づいて広告の選択が決定された(またはそのようなデータによって広告の選択が影響を受けた)広告をパーソナライズド広告と定義しています。

次の条件がすべて満たされていれば、パーソナライズド広告が配信されます。詳しくは、パーソナライズド広告の要件をご覧ください。

凡例: ✅ 同意       ✔ 正当な利益
目的 同意に関するユーザーの選択
目的 1
目的 2 ✔ または ✅
目的 3
目的 4
目的 7 ✔ または ✅
目的 9 ✔  または  ✅
目的 10 ✔ または ✅

非パーソナライズド広告

非パーソナライズド広告は、ユーザーの過去の行動に基づかない広告です。EU ユーザーの同意ポリシーに基づき、非パーソナライズド広告でも Cookie やモバイル識別子についての同意が必要です

次の条件がすべて満たされていれば、非パーソナライズド広告が配信されます。詳しくは、非パーソナライズド広告の要件をご覧ください。

凡例: ✅ 同意 ✔ 正当な利益 🚫? 同意なし
目的 同意に関するユーザーの選択
目的 1
目的 2 ✔  または  ✅
目的 7 ✔ または ✅
目的 9 ✔  または  ✅
目的 10 ✔  または  ✅

広告を制限

制限付き広告は、Cookie またはモバイル ID に対する同意がない場合に配信される広告です。制限付き広告では、ユーザーのデバイス上の Cookie、ユーザー ID、または同等のローカル ストレージにアクセスしません。

次の条件がすべて満たされていれば、制限付き広告が配信されます。

凡例: ✅ 同意 ✔ 正当な利益 🚫? 同意なし
目的 同意に関するユーザーの選択
目的 1 🚫
目的 2 ✔  または  ✅
目的 7 ✔ または ✅
目的 9 ✔  または  ✅
目的 10 ✔  または  ✅

技術的な広告配信

技術的な広告配信は、一般的な目的のための同意と正当な利益がない場合に、GDPR を遵守した広告配信を支援するソリューションです。技術的な広告配信は IAB TCF v2.0 の特殊目的 2(SP2)に依拠し、広告を配信する際に IP アドレスを使用します。正当な利益も同意もないトラフィックで AdMob を呼び出すように CMP をセットアップすると、AdMob は技術的な広告配信の対象となる広告の配信を試みます。