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境界線にデータドリブン スタイル設定を使用するには、マップ ID を作成する必要があります。次に、新しい地図のスタイルを作成し、必要な境界線対象物レイヤを選択して、そのスタイルをマップ ID に関連付ける必要があります。

マップ ID を作成する

mapID は、Google マップの 1 つのインスタンスを表す一意の識別子です。マップ ID の作成と、マップ ID に関連付けられたスタイルの更新は、Google Cloud コンソールでいつでも行えます。

Google Cloud コンソールのスクリーンショット

地図のスタイルを新規作成する

新しい地図のスタイルを作成するには、地図のスタイルを管理するの手順に沿ってスタイルを作成します。完了したら、スタイルを新しく作成したマップ ID に関連付けます。

対象物レイヤを選択する

Google Cloud コンソールでは、表示する対象物レイヤを選択できます。これにより、地図上に表示される境界線の種類（地域区分、都道府県など）が決まります。

対象物レイヤを管理する

  1. Google Cloud コンソールで、[地図のスタイル] ページに移動

  2. 確認のメッセージが表示されたら、プロジェクトを選択します。

  3. 地図のスタイルを選択します。

  4. [対象物レイヤ] プルダウンをクリックして、レイヤを追加または削除します。

  5. [保存] をクリックして変更内容を保存し、地図に表示します。

プルダウンを示すスクリーンショット。

地図の初期化コードを更新する

このステップでは、1 つ以上の対象物レイヤを有効にしたスタイルにマップ ID を関連付ける必要があります。マップ ID が Cloud コンソールで正しく設定されていることを確認するには、[マップの管理] で設定を確認します。

Swift

// A map ID using a style with one or more feature layers enabled

let mapID = GMSMapID(identifier: "YOUR_MAP_ID")
let mapView = GMSMapView(frame: .zero, mapID: mapID, camera: GMSCameraPosition(latitude: 40, longitude: -80, zoom: 7))

Objective-C

// A map ID using a style with one or more feature layers enabled

GMSMapID *mapID = [GMSMapID mapIDWithIdentifier:@"MAP_ID"];
GMSMapView *mapView = [GMSMapView mapWithFrame:CGRectZero mapID:mapID camera:[GMSCameraPosition cameraWithLatitude:40 longitude:-80 zoom:7]];

地図に対象物レイヤを追加する

地図上の対象物レイヤへの参照を取得するには、地図の初期化時に mapView.featureLayer(of:) を呼び出します。

Swift

let layer = mapView.featureLayer(of: .locality)

Objective-C

GMSFeatureLayer *layer = [mapView featureLayerOfFeatureType:GMSFeatureTypeLocality];

地図の capabilities をチェックする

境界線用データドリブン スタイル設定を使用するには、この機能を Google Cloud コンソールで有効にし、マップ ID と関連付ける必要があります。マップ ID は変更される可能性があるため、GMSMapView で mapView.mapCapabilities を呼び出して、特定の機能（データドリブンのスタイル設定など）が利用可能かどうかを、それを呼び出す前に確認できます。

また、GMSViewDelegate をサブスクライブすることで、地図の機能の変更を検出することもできます。この例では、プロトコルを使用してデータドリブンのスタイル設定の要件を確認する方法を示しています。

Swift

class SampleViewController: UIViewController {

  private lazy var mapView: GMSMapView = GMSMapView(frame: .zero, mapID: GMSMapID(identifier: "YOUR_MAP_ID"), camera: GMSCameraPosition(latitude: 40, longitude: -80, zoom: 7))

  override func loadView() {
    self.view = mapView
    mapView.delegate = self
  }
}

extension SampleViewController: GMSMapViewDelegate {
  func mapView(_ mapView: GMSMapView, didChange mapCapabilities: GMSMapCapabilityFlags) {
    if (!mapCapabilities.contains(.dataDrivenStyling)) {
      // Data-driven styling is *not* available, add a fallback.
      // Existing feature layers are also unavailable.
    }
  }
}

Objective-C

@interface SampleViewController: UIViewController <GMSMapViewDelegate>
@end

@implementation SampleViewController
- (void)loadView {
  GMSMapView *mapView = [GMSMapView mapWithFrame:CGRectZero mapID:[GMSMapID mapIDWithIdentifier:@"MAP_ID"] camera:[GMSCameraPosition cameraWithLatitude:40 longitude:-80 zoom:7]];
  mapView.delegete = self;
  self.view = mapView;
}

- (void)mapView:(GMSMapView *)mapView didChangeMapCapabilities:(GMSMapCapabilityFlags)mapCapabilities {
  if (!(mapCapabilities & GMSMapCapabilityFlagsDataDrivenStyling)) {
    // Data-driven styling is *not* available, add a fallback.
    // Existing feature layers are also unavailable.
  }
}
@end