ヒントと既知の制限事項

以下のヒントを参考に、Gmail がサポートするすべてのプラットフォームとブラウザで AMP メールが正しく、一貫してレンダリングされるようにしてください。

  • 受信トレイでメールを表示したときに件名の横に表示される概要テキスト(プレヘッダー)は、メールの text/html または text/plain の部分に基づいており、text/x-amp-html の部分は考慮されません。

  • Gmail の検索機能では、メールの動的部分はインデックスに登録されません。ユーザーがメールを見つけやすくするには、メールの text/html または text/plain の部分に最も重要なキーワードを含めます。

  • メール マークアッププロモーション アノテーションは、メールの text/html 部分から解析され、text/x-amp-html 部分では無視されます。

  • エンドポイントに送信される amp-form フォームデータは、<form> 要素に設定された enctype 属性の値に関係なく、常に application/x-www-form-urlencoded としてエンコードされます。

  • 動的メールには最新のコンテンツが含まれているため、同じスレッド内で重複するメールが届くことがあります。たとえば、同じコメント スレッドの 1 つのメールスレッド内の Google ドキュメントのコメントメールは、展開するとすべて同じに見えます。Gmail では、コンテンツが重複するメールを閉じて、長いスレッドに重複するメールが表示されないようにすることができます。メールが重複として認識されるようにするには、AMP マークアップにメタタグ email.contentIds を追加します。

    <head>
      ...
      <meta name="email.contentIds" content="id1,id2,id3">
      ...
    </head>
    

    このメタタグのコンテンツには、動的メール内の一意のコンテンツを識別する文字列のカンマ区切りリストを含める必要があります。スレッド内の最後のメールのコンテンツ ID セットが、スレッド内の他のすべてのメールのコンテンツ ID セットの(厳密ではない)スーパーセットである場合、最後のメールを除くすべてのメールが適切に閉じられます。

    たとえば、次のコンテンツ ID セットを含むメールスレッドは、閉じられます。

    • id1
    • id1
    • id1

    次の Content ID セットを含むメールスレッドも閉じられます。

    • id1、id2
    • id2、id3
    • id1、id2、id3
  • メールに入力要素を含むフォームが含まれている場合、入力が変更されると、ユーザーはフォームを送信せずにメールから離れる前に確認を求められることがあります。ユーザーがフォームを消去した場合や、メッセージの削除時など、この確認は表示されません。

  • amp-mustache テンプレートにセット区切り文字タグを含めることはできません。