プレゼンテーションの更新のライフサイクル

Presentation オブジェクトのライフサイクルには、開く、編集、保存という 3 つの主要なフェーズがあります。

プレゼンテーションを開く

スライド サービスを使用する場合、最初のステップはプレゼンテーションを読み込むことです。SlidesApp.openById()SlidesApp.getActivePresentation() などのメソッドは既存のスライド プレゼンテーションを読み込み、SlidesApp.create() は新しいプレゼンテーションを作成します。これらのメソッドは、読み込まれたプレゼンテーションを表す Presentation オブジェクトを返します。

一度プレゼンテーションを開くと、共同編集者からの更新情報は届きません。プレゼンテーションは通常、ドライブに保存された最新のバージョンで開きます。ただし、スクリプトがプレゼンテーションにコンテナ バインドされている場合、そのプレゼンテーションは付属のスライド エディタと同じバージョンで読み込まれます。

プレゼンテーションを編集する

プレゼンテーションを開くと、スクリプトでそのプレゼンテーションを読み込んで変更できます。スクリプトがプレゼンテーションに加えた変更は、スクリプトの実行中に行われる後続の読み取りと変更に反映されます。

変更を保存しています

プレゼンテーションに変更を加えた後、スクリプトの実行が完了したとき、または Presentation.saveAndClose() が呼び出されたときに、変更内容が一度に保存されます。変更内容は、保存されると、共同編集者が変更を加えたかのように、ユーザーのエディタに非同期に伝播されます。

Presentation.saveAndClose() を使用してプレゼンテーションを閉じた後、プレゼンテーションの読み込み方法のいずれかを使用して、プレゼンテーションを再度開いて編集することができます。