Blockly のメイン ワークスペースは、スクロールバー、マウス、マウスホイールの 3 つの方法で移動できます。
移動設定は、Blockly の構成の一部であるオブジェクトによって定義されます。次に例を示します。
var workspace = Blockly.inject('blocklyDiv', {move:{ scrollbars: { horizontal: true, vertical: true }, drag: true, wheel: false} });
スクロールバー
ワークスペースに垂直スクロールバーと水平スクロールバーのどちらを表示するかを指定します。水平方向のスクロールが有効かどうかを horizontal
プロパティで判断し、vertical
プロパティによって垂直スクロールが有効かどうかを判定するオブジェクトを取得します。ブール値が渡された場合は、horizontal
プロパティと vertical
プロパティの両方をその値として設定したオブジェクトを渡すのと同じ結果になります。ワークスペースにカテゴリがある場合、デフォルトは true
(水平方向と垂直方向の両方のスクロールが有効)です。
ドラッグ
マウスでワークスペースをドラッグできるかどうかを指定します。scrollbars
が false
の場合は、常に false
になります(少なくともオプション解析で)。scrollbars
が true
の場合のデフォルトは true
です。
車輪
マウスホイールでワークスペースをスクロールできるかどうかを指定します。scrollbars
が false
の場合は、常に false
になります(少なくともオプション解析では)。デフォルトは false
です。