Route Optimization API は、構成可能な最適化の目標と制約に基づいて、1 台または複数台の車両の最適な経由地の順序を計算します。Route Optimization API は、ドライバーがタスクを完了するための最適な順序を見つけるという問題を解決するエンタープライズ レベルの機能を提供します。モビリティ Optimize と Accelerate をご利用のお客様は、利用可能なサービスのリストに Route Optimization API、Single Vehicle Routing が含まれています。
すべての Mobility のお客様は、基本的なストップ オーダーの最適化をサポートする次の API にもアクセスできます。
独自のルート最適化ツールを開発した場合は、Routes Preferred ComputeRouteMatrix メソッドまたは Routes API ComputeRouteMatrix メソッドを使用して、複数の出発地と目的地間のルートの距離と所要時間を推定できます。ComputeRouteMatrix
を使用すると、他の Google Maps Platform プロダクトで使用されているものと同じ交通状況と経路のアルゴリズムを使用できます。Distance Matrix API に比べて、次のような利点があります。
Route Optimization API の Fleet Routing 機能は、車両のフリート全体で動作し、停車順序の最適化と割り当ての両方を同時に解決します。Fleet Routing は、モビリティのお客様が利用できるサービスリストには含まれていませんが、使用量に応じた料金でご利用いただけます。詳細については、Route Optimization API の使用量と請求額ガイドをご覧ください。
Route Optimization API を使用する理由
Route Optimization API を使用すると、ドライバーは可能な限り効率的なルートで運転できます。最適な順序で停車してタスクを完了することで、お客様の注文を可能な限り迅速かつ安価に配送できます。ルートの最適化により、次の目標を達成するために必要な労力を軽減できます。
- ドライバーのタスクの生産性を向上させる: 渋滞による遅延を回避するため、リアルタイムの交通状況の更新情報を含む効率的なルートをドライバーに提供します。
- 消費者エクスペリエンスの向上: 指定された時間枠内に配送をスケジュールすることで、より正確な配達予定時刻を消費者に提供できます。
次のステップ
Maps SDK で経路を可視化する
一部のフリート オペレーターは、ドライバーやフリート マネージャーがユーザー インターフェース内でルートを直接確認できるようにしたいと考えています。Maps SDK を使用して、Routes API からルートを表示します。地図でルートをカスタマイズする方法について詳しくは、Maps SDK for Javascript、Maps SDK for Android、Maps SDK for iOS をご覧ください。
Fleet Engine でルートを追跡する
ルートが最適化されると、Mobility Accelerate のお客様は Fleet Engine を使用してルートの実行を追跡できます。詳細については、Fleet Engine のドキュメントをご覧ください。