このセクションでは、カメラやアプリに関連して理解および考慮する必要があるすべての主要な変更点について取り上げます。
主要な変更点
sessionId のサポートが終了し、関連するコマンドがサポート終了または変更されました。 API レベル 2 は 1 つのクライアントが接続するように設計されているため、カメラメーカーは(1 つの WiFi 接続に限定するなどして)、常に 1 つのクライアントのみが接続しているようにする必要があります。
- コマンド
startSession / updateSession / closeSession
のサポートが終了しました。 - コマンド
takePicture / getOptions / setOptions
の入力でsessionId
のサポートが終了しました。
- コマンド
コマンド
getImage / getMetadata
のサポートが終了しました。- ファイルの絶対 URL を使用して、カメラの HTTP サーバーから直接ダウンロードされます。
動画撮影、インターバル静止画撮影、ライブ プレビュー用のコマンドとオプションが追加および変更されました。
- コマンド
startCapture / stopCapture / getLivePreview / processPicture / reset
が追加されました。 listImages
がlistFiles
に名称変更され、動画タイプや画像タイプを処理する入力 / 出力が変更されました。previewFormat、previewFormatSupport、captureInterval、aptureIntervalSupport、captureNumber、captureNumberSupport、remainingVideoSeconds、pollingDelay、delayProcessing、delayProcessingSupport、clientVersion の各オプションが追加されました。
captureModeSupport、isoSupport、shutterSpeedSupport、fileFormatSupport、hdr、hdrSupport、exposureBracket、exposureBracketSupport の各オプションが変更されました。
- コマンド
360 Video XMP 仕様が追加されました。
/osc/info
出力に apiLevel フィールドが追加されました。- apiLevel:フィールドが API レベル 2 に追加されました。このフィールドが欠落している場合、デフォルトで API レベル 1 と見なされます。 デベロッパーはこの情報を取得し、その値に応じて実装を変更する責任があります。
下位互換性
カメラメーカー:API レベル 1 をサポートしている場合、最終アップデートまでの数か月間の移行措置として、API レベル 1 と API レベル 2 の両方をサポートし、API レベル 1 を実行しているカメラ向けのファームウェア アップデートを提供することを強く推奨します。このようにしないと、API レベル 1 のみをサポートするクライアントでカメラが動作しなくなります。
アプリのデベロッパー:これらの変更点が、公開済みのアプリに影響することに注意してください。また、デベロッパーは、両方のバージョンに対応するように該当する変更を行ったり、カメラの所有者にファームウェアのアップデートを促したりする責任があります。