このページでは、Chat アプリのテスト中に Google Cloud ログ エクスプローラでエラーログをクエリしたり表示したりできるように、Chat アプリのエラーロギングを有効にする方法について説明します。
前提条件
Chat アプリのエラーロギングを有効にするには、次のものが必要です。
- Google Chat へのアクセス権を持つ Google Workspace アカウント。
- Chat アプリ。Chat アプリを作成するには、こちらのquickstartの手順に沿ってください。
環境を設定する
Chat アプリのエラーログをクエリする前に、Chat アプリの Google Cloud プロジェクトで Cloud Logging API を有効にする必要があります。
Google Cloud コンソールで、Cloud Logging API を有効にします。メニュー アイコン > [API とサービス] > [ライブラリ] をクリックします。> Cloud Logging API を検索 > [Cloud Logging API] > [有効にする] をクリックします。
エラーロギングを有効にする
エラーロギングを有効にすると、Chat アプリからエラーが返されたときに、Cloud Logging にログが記録されます。Cloud Logging には費用が発生するため、トラブルシューティングの完了後にエラーロギングをオフにすることをおすすめします。
Google Cloud コンソールで、Chat API の [構成] ページに移動します。メニュー アイコン > [その他のプロダクト] > [Google Workspace]> [プロダクト ライブラリ] > [Google Chat API] > [管理] > [構成] をクリックします。
[機能] で、[エラーを Cloud Logging にロギング] を選択します。
[保存] をクリックします。
これで、Chat アプリがエラーを返すたびに、そのエラーが Cloud Logging に記録されるようになりました。
エラーロギングを無効にする
Cloud Logging には費用が発生するため、エラーロギングを無効にすることをおすすめします。
Google Cloud コンソールで、Chat API の [構成] ページに移動します。メニュー アイコン > [その他のプロダクト] > [Google Workspace]> [プロダクト ライブラリ] > [Google Chat API] > [管理] > [構成] をクリックします。
[機能] で、[エラーを Cloud Logging にロギングする] の選択を解除します。
[保存] をクリックします。
これで、Chat アプリがエラーを返すたびに、そのエラーは Cloud Logging に記録されなくなります。ログ エクスプローラを使用して、引き続き過去のエラーログをクエリできます。
関連トピック
エラーロギングを有効にすると、Chat アプリでエラーログをクエリする準備が整います。