地図上への図形描画

地図にオブジェクトを追加して、ポイント、ライン、領域、またはオブジェクトの集合を指定することができます。Google Maps JavaScript API ではこれらのオブジェクトをオーバーレイと呼びます。オーバーレイは緯度と経度で表される座標に紐付いているため、地図をドラッグしたりズームしたりすると連動して動きます。

オーバーレイのタイプ

Maps JavaScript API には、プログラムで追加できる複数のタイプのオーバーレイがあります。

  • 情報ウィンドウは、地図上の指定された場所でコンテンツ(通常はテキストまたは画像)をポップアップ バルーン内に表示する独特のオーバーレイです。詳しくは、情報ウィンドウをご覧ください。
  • 地図上のラインは、順序付けされた一連の場所を表すポリラインを使用して表示されます。詳しくは図形と線をご覧ください。
  • 地図上の任意の図形の領域は、ポリゴンを使用して表示されます。ポリラインと同様に、ポリゴンは順序付けされた一連の場所です。ポリラインとは異なり、ポリゴンはそれにより囲まれた領域を定義します。詳しくは図形と線をご覧ください。
  • 地図上に長方形を定義することもできます。
  • シンボルを使用して、マーカー上のアイコンをカスタマイズしたりポリラインに画像を追加したりできます。シンボルは、SVG パス表記を使用したパスにより定義される、ベクターベースの画像です。API は、シンボルの表示方法を制御するためのオプションも提供しています。詳しくは、シンボルをご覧ください。
  • 地図上に画像を配置する場合、地面オーバーレイを使用できます。詳しくは、地面オーバーレイをご覧ください。
  • OverlayView インターフェースを実装して、独自のカスタム オーバーレイを実装することもできます。詳しくは、カスタム オーバーレイをご覧ください。
  • 地図のレイヤは、オーバーレイ マップタイプを使用して表示されます。カスタム マップタイプを使って、独自のタイルセットを作成できます。これを基本地図タイルセットの代わりに使用するか、または既存の基本地図タイルセットの上にオーバーレイとして表示することができます。詳しくは、カスタム マップタイプをご覧ください。