リアルタイム アップデート

このセクションでは、広告枠エンティティのタイムリーな更新を Google に送信する方法について説明します。Real-time updates API を使用すると、サンドボックスまたは本番環境の広告枠で更新をプッシュしたり、エンティティを削除したりできます。この処理はほぼリアルタイムで完了します。

この機能は主に、Google UI に迅速に反映する必要がある、緊急の閉店、メニューからアイテムの削除、メニュー アイテムの価格の更新など、予測できない更新を対象としています。変更をすぐに反映する必要がない場合は、代わりにバッチ取り込みを使用できます。リアルタイム更新は 5 分以内に処理されます。

前提条件

リアルタイム更新を実装する前に、次の準備が必要です。

  1. Maps Booking API が有効になっている:
    • GCP で [API とサービス] > [ライブラリ] に移動します。
    • 「Google Maps Booking API」を検索
      Google Maps Booking API を見つける
    • サンドボックス インスタンス(「Google Maps Booking API(Dev)」)を見つけて、[有効にする] をクリックします。
    • 本番環境インスタンス(「Google Maps Booking API」)を見つけて、[有効にする]
      Google Maps Booking API を有効にする
      をクリックします。
  2. GCP プロジェクトに対する編集者のロールを持つサービス アカウントが作成されます。詳細については、アカウントの設定をご覧ください。
  3. 本番環境またはサンドボックスのデータフィードがホストされ、取り込まれます。詳細については、バッチ取り込みをご覧ください。
  4. API 認証では、任意の言語で Google クライアント ライブラリをインストールすることをおすすめします。OAuth スコープとして「https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking」を使用します。以下のコードサンプルでは、これらのライブラリを使用しています。それ以外の場合は、OAuth 2.0 を使用した Google API へのアクセスで説明されているように、トークン交換を手動で処理する必要があります。

概要

Real-time updates API は、2 種類のオペレーションをサポートしています。最初のオペレーションは、既存のエンティティを更新するためのアップサートです。2 つ目のオペレーションは、広告枠からエンティティを削除する削除です。どちらのオペレーションも、リクエスト本文にリストされている一連のエンティティに対して実行されます。1 回の API 呼び出しで最大 1,000 個のエンティティを更新できます。API は、受信したすべてのリクエストを受け取り、キューに入れてさらに処理します。そのため、RTU リクエストは非同期で処理されます。

Real-time updates API は、サンドボックス環境と本番環境の 2 つの環境で動作します。サンドボックス環境は API リクエストのテストに使用され、本番環境は Ordering End-to-End ユーザーに表示されるコンテンツを更新するために使用されます。両方の環境のホスト名:

  • サンドボックス - partnerdev-mapsbooking.googleapis.com
  • 本番環境 - mapsbooking.googleapis.com

エンドポイント

リアルタイム更新 API は、在庫更新の受信リクエストを処理するために 2 つのエンドポイントを公開します。

  • UPSERT - /v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchPush
  • 削除 - /v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchDelete

パラメータ PARTNER_ID は、アクション センターの [アカウントとユーザー] ページに [パートナー ID] として表示されます(下のスクリーンショットを参照)。

パートナー ポータルのパートナー ID

上記のスクリーンショットの例で PARTNER_ID の値を 10000001 とすると、サンドボックスと本番環境で API リクエストを送信するための完全な URL は次のようになります。

# Sandbox UPSERT
https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com/v1alpha/inventory/partners/10000001/feeds/owg.v2/record:batchPush
# Sandbox DELETE
https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com/v1alpha/inventory/partners/10000001/feeds/owg.v2/record:batchDelete
# Production UPSERT
https://mapsbooking.googleapis.com/v1alpha/inventory/partners/10000001/feeds/owg.v2/record:batchPush
# Production DELETE
https://mapsbooking.googleapis.com/v1alpha/inventory/partners/10000001/feeds/owg.v2/record:batchDelete

エンティティの更新

広告枠のエンティティを更新するには、UPSERT エンドポイントを使用して HTTP POST リクエストを送信します。各 POST リクエストには、PARTNER_ID パラメータと、広告枠スキーマにリストされている任意のエンティティ タイプの構造化データを含む JSON ペイロードを含める必要があります。

アップサート リクエストのペイロード

リクエスト本文は、レコードのリストを含む JSON オブジェクトです。各レコードは、更新されるエンティティに対応しています。これは、Base64 でエンコードされたエンティティ ペイロードを含む data_record フィールドと、エンティティの更新時間を示す generation_timestamp で構成されています。

  {
    "records": [
      {
        "data_record":"BASE_64_ENCODED_ENTITY",
        "generation_timestamp":"UPDATE_TIMESTAMP"
      }
    ]
  }

上記のペイロードで、次のように置き換えます。

  • BASE_64_ENCODED_ENTITY: エンティティの Base64 エンコードされた JSON 文字列。デコードされたエンティティ JSON の構造は、フィード仕様と同じにする必要があります。次に例を示します。

    {"@type":"MenuSection","name":"My Updated Menu Section","menuId":{"@id":"10824","displayOrder":1},"@id":"853705"}
  • UPDATE_TIMESTAMP: バックエンド システムでエンティティが生成されたときのタイムスタンプを含めるようにしてください。このタイムスタンプは、在庫更新の順序が正しいことを確認するために使用されます。このフィールドが指定されていない場合、Google がリクエストを受信した時刻に設定されます。batchPush リクエストでエンティティを更新する場合、エンティティのバージョニングgeneration_timestamp フィールドが使用されます。リレーショナル インベントリ スキーマで、時間値の想定される形式を確認します。

すべてのリアルタイム更新リクエストは、次の条件を満たす必要があります。

  • ペイロード本文のサイズは 5 MB を超えないようにしてください。バッチフィードと同様に、より多くのデータを収集できるように空白文字を削除することをおすすめします。
  • batchPush リクエストには最大 1,000 個のエンティティを含めることができます。

例 1: レストランの更新

レストランの電話番号を緊急に更新する必要がある場合、更新には、レストラン全体の JSON が含まれています。

次のようなバッチフィードを検討してください。

{
  "@type": "Restaurant",
  "@id": "restaurant12345",
  "name": "Some Restaurant",
  "url": "https://www.provider.com/somerestaurant",
  "telephone": "+16501234570",
  "streetAddress": "345 Spear St",
  "addressLocality": "San Francisco",
  "addressRegion": "CA",
  "postalCode": "94105",
  "addressCountry": "US",
  "latitude": 37.472842,
  "longitude": -122.217144
}
  

次に、HTTP POST によるリアルタイム更新を次のようにします。

JSON

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchPush
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": {
        "@type": "Restaurant",
        "@id": "restaurant12345",
        "name": "Some Restaurant",
        "url": "https://www.provider.com/somerestaurant",
        "telephone": "+16501234570",
        "streetAddress": "345 Spear St",
        "addressLocality": "San Francisco",
        "addressRegion": "CA",
        "postalCode": "94105",
        "addressCountry": "US",
        "latitude": 37.472842,
        "longitude": -122.217144
      }
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:11:10.750Z"
    }
  ]
}
    

Base64

Base64 でエンコードされたペイロードを使用した同じ例。

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchPush
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": "eyJAdHlwZSI6IlJlc3RhdXJhbnQiLCJAaWQiOiJyZXN0YXVyYW50MTIzNDUiLCJuYW1lIjoiU29tZSBSZXN0YXVyYW50IiwidXJsIjoiaHR0cHM6Ly93d3cucHJvdmlkZXIuY29tL3NvbWVyZXN0YXVyYW50IiwidGVsZXBob25lIjoiKzE2NTAxMjM0NTcwIiwic3RyZWV0QWRkcmVzcyI6IjM0NSBTcGVhciBTdCIsImFkZHJlc3NMb2NhbGl0eSI6IlNhbiBGcmFuY2lzY28iLCJhZGRyZXNzUmVnaW9uIjoiQ0EiLCJwb3N0YWxDb2RlIjoiOTQxMDUiLCJhZGRyZXNzQ291bnRyeSI6IlVTIiwibGF0aXR1ZGUiOjM3LjQ3Mjg0MiwibG9uZ2l0dWRlIjotMTIyLjIxNzE0NH0="
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:11:10.750Z"
    }
  ]
}
    

例 2: 複数のレストランを更新する

1 回の API 呼び出しで 2 つのレストラン エンティティを更新するには、HTTP POST リクエストは次のようになります。

JSON

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchPush
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": {
        "@type": "Restaurant",
        "@id": "restaurant12345",
        "name": "Some Restaurant",
        "url": "https://www.provider.com/somerestaurant",
        "telephone": "+16501235555",
        "streetAddress": "345 Spear St",
        "addressLocality": "San Francisco",
        "addressRegion": "CA",
        "postalCode": "94105",
        "addressCountry": "US",
        "latitude": 37.472842,
        "longitude": -122.217144
      },
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:11:10.850Z"
    },
    {
      "data_record": {
        "@type": "Restaurant",
        "@id": "restaurant123",
        "name": "Some Other Restaurant",
        "url": "https://www.provider.com/someotherrestaurant",
        "telephone": "+16501231235",
        "streetAddress": "385 Spear St",
        "addressLocality": "San Mateo",
        "addressRegion": "CA",
        "postalCode": "94115",
        "addressCountry": "US"
      },
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:11:10.850Z"
    }
  ]
}
    

Base64

Base64 でエンコードされたペイロードを含む同じ例。

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchPush
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": "eyJAdHlwZSI6IlJlc3RhdXJhbnQiLCJAaWQiOiJyZXN0YXVyYW50MTIzNDUiLCJuYW1lIjoiU29tZSBSZXN0YXVyYW50IiwidXJsIjoiaHR0cHM6Ly93d3cucHJvdmlkZXIuY29tL3NvbWVyZXN0YXVyYW50IiwidGVsZXBob25lIjoiKzE2NTAxMjM1NTU1Iiwic3RyZWV0QWRkcmVzcyI6IjM0NSBTcGVhciBTdCIsImFkZHJlc3NMb2NhbGl0eSI6IlNhbiBGcmFuY2lzY28iLCJhZGRyZXNzUmVnaW9uIjoiQ0EiLCJwb3N0YWxDb2RlIjoiOTQxMDUiLCJhZGRyZXNzQ291bnRyeSI6IlVTIiwibGF0aXR1ZGUiOjM3LjQ3Mjg0MiwibG9uZ2l0dWRlIjotMTIyLjIxNzE0NH0=",
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:11:10.850Z"
    },
    {
      "data_record": "eyJAdHlwZSI6IlJlc3RhdXJhbnQiLCJAaWQiOiJyZXN0YXVyYW50MTIzIiwibmFtZSI6IlNvbWUgT3RoZXIgUmVzdGF1cmFudCIsInVybCI6Imh0dHBzOi8vd3d3LnByb3ZpZGVyLmNvbS9zb21lcmVzdGF1cmFudCIsInRlbGVwaG9uZSI6IisxNjUwMTIzMTIzNSIsInN0cmVldEFkZHJlc3MiOiIzODUgU3BlYXIgU3QiLCJhZGRyZXNzTG9jYWxpdHkiOiJTYW4gTWF0ZW8iLCJhZGRyZXNzUmVnaW9uIjoiQ0EiLCJwb3N0YWxDb2RlIjoiOTQxMTUiLCJhZGRyZXNzQ291bnRyeSI6IlVTIn0=",
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:11:10.850Z"
    }
  ]
}
    

例 3: メニューアイテムの価格を更新する

メニュー アイテムの価格を変更する必要がある場合について考えてみましょう。

次のようなバッチフィードを検討してください。

{
  "@type": "MenuItemOffer",
  "@id": "menuitemoffer6680262",
  "sku": "offer-cola",
  "menuItemId": "menuitem896532",
  "price": 2,
  "priceCurrency": "USD"
}

すると、POST によるリアルタイム更新は次のようになります。

JSON

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchPush
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": {
        "@type": "MenuItemOffer",
        "@id": "menuitemoffer6680262",
        "sku": "offer-cola",
        "menuItemId": "menuitem896532",
        "price": 2,
        "priceCurrency": "USD"
      },
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:20:10Z"
    }
  ]
}
    

Base64

Base64 でエンコードされたペイロードを使用した同じ例。

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchPush
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": "eyJAdHlwZSI6Ik1lbnVJdGVtT2ZmZXIiLCJAaWQiOiJtZW51aXRlbW9mZmVyNjY4MDI2MiIsInNrdSI6Im9mZmVyLWNvbGEiLCJtZW51SXRlbUlkIjoibWVudWl0ZW04OTY1MzIiLCJwcmljZSI6MiwicHJpY2VDdXJyZW5jeSI6IlVTRCJ9",
      "generation_timestamp": "2022-08-19T17:20:10Z"
    }
  ]
}

    

エンティティの追加

リアルタイム更新を使用して新しいエンティティを追加しないでください。データの不整合が発生する可能性があります。代わりに、バッチ取り込みで説明されているように、バッチフィード プロセスを使用します。

エンティティの削除

広告枠からエンティティを削除するには、DELETE エンドポイントを使用して HTTP POST リクエストを送信します。各 POST リクエストには、PARTNER_ID パラメータと、広告枠内のエンティティの ID を含む JSON ペイロードを含める必要があります。

削除リクエストのペイロード

削除リクエストの本文は、更新リクエストと同様です。また、data_record フィールドと delete_time フィールドを含むレコードのリストもあります。

  {
    "records": [
      {
        "data_record":"BASE_64_ENCODED_REFERENCE",
        "delete_time": "DELETE_TIMESTAMP"
      }
    ]
  }

上記のペイロードで、次のように置き換えます。

  • BASE_64_ENCODED_REFERENCE: 削除されるエンティティへの参照の Base64 エンコード JSON 文字列。参照は、エンティティの種類と識別子のみから構成されます。たとえば、MenuSection への参照の JSON 表現は次のようになります。

    {"@type":"MenuSection","@id":"853705"}
  • DELETE_TIMESTAMP: バックエンド システムでエンティティが削除されたときのタイムスタンプを含めるようにしてください。このタイムスタンプは、広告枠に削除が適用される順序を決定するために使用されます。

batchDelete リクエストには最大 1,000 個のエンティティを含めることができます。

例 1: 2 つの MenuItem エンティティを削除する

1 回の API 呼び出しで 2 つのメニュー項目を削除するには、HTTP POST リクエストは次のようになります。

JSON

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchDelete
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": {
        "@type": "MenuItem",
        "@id": "item_1234"
      },
      "delete_time": "2022-08-21T15:23:00.000Z"
    },
    {
      "data_record": {
        "@type": "MenuItem",
        "@id": "item_5678"
      },
      "delete_time": "2022-08-21T15:23:00.000Z"
    }
  ]
}
    

Base64

Base64 でエンコードされたペイロードを使用した同じ例。

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchDelete
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": "eyJAdHlwZSI6Ik1lbnVJdGVtIiwiQGlkIjoiaXRlbV8xMjM0In0="
      "delete_time": "2022-08-21T15:23:00.000Z"
    },
    {
      "data_record": "eyJAdHlwZSI6Ik1lbnVJdGVtIiwiQGlkIjoiaXRlbV81Njc4In0="
      "delete_time": "2022-08-21T15:23:00.000Z"
    },
  ]
}
    

例 2: Restaurant エンティティの削除

バッチフィード内のレストランを削除する場合について考えてみましょう。レストラン エンティティのみを削除する必要があります。サービスやメニューなどのサブエンティティは自動的に削除されるため、削除しないでください。

ID https://www.provider.com/restaurant/12345 のレストラン エンティティを削除するリクエストの例:

JSON

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchDelete
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": {
        "@type": "Restaurant",
        "@id": "https://www.provider.com/restaurant/12345"
      },
      "delete_time": "2022-08-19T17:11:10.750Z"
    }
  ]
}
    

Base64

Base64 でエンコードされたペイロードを含む同じ例。

POST v1alpha/inventory/partners/PARTNER_ID/feeds/owg.v2/record:batchDelete
Host: mapsbooking.googleapis.com
Content-Type: application/json
{
  "records": [
    {
      "data_record": "ewogICJAdHlwZSI6ICJSZXN0YXVyYW50IiwKICAiQGlkIjogImh0dHBzOi8vd3d3LnByb3ZpZGVyLmNvbS9yZXN0YXVyYW50LzEyMzQ1Igp9"
      "delete_time": "2022-08-19T17:11:10.750Z"
    }
  ]
}
    

検証と API レスポンス コード

リアルタイム更新 API 呼び出しでは、次の 2 種類の検証が行われます。

  • リクエストレベル - これらの検証では、ペイロードがアップサートまたは削除スキーマに準拠していること、すべての data_record@id フィールドと @type フィールドの両方が含まれていることを確認します。これらのチェックは同期であり、結果は API レスポンスの本文で返されます。レスポンス コード 200 と空の JSON 本文 {} は、これらの検証が成功し、そのリクエスト内のエンティティが処理のためにキューに追加されたことを意味します。レスポンス コードが 200 と異なる場合、これらの検証の 1 つ以上が失敗し、リクエスト全体(ペイロード内のすべてのエンティティを含む)が拒否されたことを意味します。たとえば、data_record@type がない場合、次のエラー レスポンスが返されます。

    {
      "error": {
        "code": 400,
        "message": "Record:{\"@id\":\"2717/86853/DELIVERY\",\"applicableServiceType\":[\"DELIVERY\",\"TAKEOUT\"],\"menuId\":[{\"@id\":\"2717/DELIVERY\",\"displayOrder\":1},{\"@id\":\"2717/TAKEOUT\",\"displayOrder\":2}],\"name\":\"Salad\",\"offeredById\":[\"2717\"]} has following errors: \nThe entity type could not be extracted from the entity value.\n",
        "status": "INVALID_ARGUMENT",
        "details": [
          {
            "@type": "type.googleapis.com/google.rpc.DebugInfo",
            "detail": "[ORIGINAL ERROR] generic::invalid_argument: Failed to parse one or more rtu records. Record:{\"@id\":\"2717/86853/DELIVERY\",\"applicableServiceType\":[\"DELIVERY\",\"TAKEOUT\"],\"menuId\":[{\"@id\":\"2717/DELIVERY\",\"displayOrder\":1},{\"@id\":\"2717/TAKEOUT\",\"displayOrder\":2}],\"name\":\"Salad\",\"offeredById\":[\"2717\"]} has following errors: \nThe entity type could not be extracted from the entity value.\n [google.rpc.error_details_ext] { message: \"Record:{\\\"@id\\\":\\\"2717/86853/DELIVERY\\\",\\\"applicableServiceType\\\":[\\\"DELIVERY\\\",\\\"TAKEOUT\\\"],\\\"menuId\\\":[{\\\"@id\\\":\\\"2717/DELIVERY\\\",\\\"displayOrder\\\":1},{\\\"@id\\\":\\\"2717/TAKEOUT\\\",\\\"displayOrder\\\":2}],\\\"name\\\":\\\"Salad\\\",\\\"offeredById\\\":[\\\"2717\\\"]} has following errors: \\nThe entity type could not be extracted from the entity value.\\n\" }"
          }
        ]
      }
    }
  • エンティティレベル - ペイロード内の各エンティティは、リレーショナル スキーマと照らし合わせて検証されます。この検証フェーズで発生した問題は、API レスポンスで報告されません。これらのイベントは、RTU レポート ダッシュボードにのみ表示されます。

API 割り当て

リアルタイム API の更新では、60 秒ごとに 1,500 リクエスト、つまり 1 秒あたり平均 25 リクエストが割り当てられます。割り当てを超過すると、次のエラーメッセージが返されます。

{
  "error": {
    "code": 429,
    "message": "Insufficient tokens for quota ...",
    "status": "RESOURCE_EXHAUSTED",
    "details": [...]
  }
}

この処理を行うには、成功するまで指数関数的に間隔を延ばして呼び出しを再試行します。割り当てを定期的に使い切っている場合は、1 つの API リクエストにエンティティを追加することを検討してください。1 回の API 呼び出しで最大 1,000 個のエンティティを含めることができます。

コードサンプル

以下に、さまざまな言語でリアルタイム更新 API を使用する方法のサンプルを示します。これらのサンプルでは、Google Auth ライブラリを使用して、アカウントの設定中に生成されたサービス アカウント キー ファイルを使用して認証を行います。その他のソリューションについては、サーバー間アプリケーションに OAuth 2.0 を使用するをご覧ください。クライアント ライブラリの生成で利用可能なスキーマを使用して、広告枠とリアルタイム更新のオブジェクト型のソースコードを生成することを検討してください。

エンティティの更新

Node.js

このコードでは、Node.js 用の Google 認証ライブラリを使用しています。

/* Sample code for Real-time update batchPush implementation.
 *
 * Required libraries:
 * - google-auth-library
 */

const {JWT} = require('google-auth-library');

// ACTION REQUIRED: Change this to the path of the service account client secret
// file downloaded from the Google Cloud Console.
const serviceAccountJson = require('./service-account.json');

// ACTION REQUIRED: Change this to your Partner ID received from Google.
// The Partner ID is available on the Partner Portal.
const PARTNER_ID = 1234;

const HOST = {
  prod: 'https://mapsbooking.googleapis.com',
  sandbox: 'https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com'
};

// ACTION REQUIRED: Change to 'prod' for production
const ENV = 'sandbox';

// Feed name for Order with Google including the version.
const FEED_NAME = 'owg.v2';

// Endpoint url
const url = `${HOST[ENV]}/v1alpha/inventory/partners/${PARTNER_ID}/feeds/${
    FEED_NAME}/record:batchPush`;

/**
 * Send a Real-time update request to update/insert entities
 */
async function batchUpsert(entities) {
  /**
   * Sign JWT token using private key from service account secret file
   * provided. The client can be created without providing a service account
   * secret file by implementing Application Default Credentials.
   * https://github.com/googleapis/google-auth-library-nodejs
   */
  const client = new JWT({
    email: serviceAccountJson.client_email,
    key: serviceAccountJson.private_key,
    scopes: ['https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking'],
  });
  const request = {records: toPushRecords(entities)};
  const body = JSON.stringify(request);
  try {
    const response = await client.request({
      method: 'POST',
      url,
      data: body,
      headers: {'Content-Type': 'application/json'}
    });
    console.log('request body:', body);
    console.log('response status:', response.status);
    console.log(
        'response data:', response.data);  // successful response returns '{}'
  } catch (error) {
    console.log('error:', error);
  }
}

/**
 * Maps array of entities to records for batch push requests
 */
const toPushRecords = (entities) => {
  return entities.map((entity) => {
    // Using dateModified to set generation_timestamp. Defaulting to the
    // current timestamp for records that do not have dateModified.
    const generation_timestamp =
        entity.dateModified ? entity.dateModified : new Date().toISOString();
    return {data_record: btoa(JSON.stringify(entity)), generation_timestamp};
  });
};

// Call batchUpsert with example entities. dateModified is optional and is
// used to hold the actual timestamp when the entity was updated/created.
batchUpsert([
  {
    '@type': 'MenuItemOffer',
    '@id': '6680261',
    'menuItemId': '18931508',
    'price': 15.5,
    'priceCurrency': 'USD',
    'applicableServiceType': ['DELIVERY', 'TAKEOUT'],
    'inventoryLevel': 0,
    'dateModified': '2022-06-19T15:43:50.970Z'
  },
  {
    '@type': 'MenuItemOffer',
    '@id': '6680262',
    'menuItemId': '18931509',
    'price': 25.5,
    'priceCurrency': 'USD',
    'applicableServiceType': ['DELIVERY', 'TAKEOUT'],
    'inventoryLevel': 0,
    'dateModified': '2022-06-19T15:43:50.970Z'
  }
]);

Python

このコードでは、Python 用の Google Auth ライブラリを使用します。

"""Sample code for the Real-time update batchPush implementation."""

# Required libraries:
# - google-auth

import base64
import datetime
import json
from google.auth.transport.requests import AuthorizedSession
from google.oauth2 import service_account

# ACTION REQUIRED: Change this to the Partner ID received from Google.
# Partner ID is available on the Partner Portal.
# https://partnerdash.google.com/apps/reservewithgoogle
_PARTNER_ID = '1234'

# ACTION REQUIRED: Change this to the path of the service account client secret
# file downloaded from the Google Cloud Console.
_SERVICE_ACCOUNT_KEY_JSON_FILE = 'service-account-creds.json'

_HOST_MAP = {
    'sandbox': 'https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com',
    'prod': 'https://mapsbooking.googleapis.com'
}

# ACTION REQUIRED: Change to 'prod' for production
_ENV = 'sandbox'

# Feed name for Order with Google including the version.
_FEED_NAME = 'owg.v2'

_ENDPOINT = '{}/v1alpha/inventory/partners/{}/feeds/{}/record:batchPush'.format(
    _HOST_MAP[_ENV], _PARTNER_ID, _FEED_NAME)


def batch_upsert(entities):
  """Makes a batchPush request using the Real-time updates REST service.

  Args:
      entities: The list of entity objects to update or add.
  """

  # Creates credentials by providing a json file. Credentials can also be
  # provided by implementing Application Default Credentials.
  # https://googleapis.dev/python/google-auth/latest/user-guide.html
  credentials = service_account.Credentials.from_service_account_file(
      _SERVICE_ACCOUNT_KEY_JSON_FILE,
      scopes=['https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking'])
  authorized_session = AuthorizedSession(credentials)

  # JSON request object
  batch_request = {'records': [create_push_record(x) for x in entities]}
  response = authorized_session.post(_ENDPOINT, json=batch_request)
  print('request body:', json.dumps(batch_request))
  print('response status:', response.status_code)
  print('response data:', response.text)  # successful response returns '{}'


def create_push_record(entity):
  """Creates a record from an entity for batchPush requests.

  Args:
      entity: The entity object to create the record from.

  Returns:
      The constructed record for the batchPush request payload.
  """
  data_bytes = json.dumps(entity).encode('utf-8')
  base64_bytes = base64.b64encode(data_bytes)
  # Using dateModified to set generation_timestamp. Defaulting to the
  # current timestamp for records that do not have dateModified.
  generation_timestamp = entity.dateModified if 'dateModified' in entity else datetime.datetime.now(
  ).strftime('%Y-%m-%dT%H:%M:%S.%fZ')
  return {
      'generation_timestamp': generation_timestamp,
      'data_record': base64_bytes.decode('utf-8')
  }


# Call batch_upsert with example entities. dateModified is optional and is
# used to hold the actual timestamp when the entity was updated/created.
batch_upsert([{
    '@type': 'MenuItemOffer',
    '@id': '6680261',
    'menuItemId': '18931508',
    'price': 15.5,
    'priceCurrency': 'USD',
    'applicableServiceType': ['DELIVERY', 'TAKEOUT'],
    'inventoryLevel': 0,
    'dateModified': '2022-06-19T15:43:50.970Z'
}, {
    '@type': 'MenuItemOffer',
    '@id': '6680262',
    'menuItemId': '18931509',
    'price': 25.5,
    'priceCurrency': 'USD',
    'applicableServiceType': ['DELIVERY', 'TAKEOUT'],
    'inventoryLevel': 0,
    'dateModified': '2022-06-19T15:43:50.970Z'
}])

Java

このコードでは、Java 用の Google 認証ライブラリを使用しています。

パッケージ rtusamples.inventoryrtusamples.realtime のクライアント ソースコード モデルは、クライアント ライブラリを生成するの手順に沿って作成されました。

/*
 * Required Libraries:
 * - JDK >= 11
 * - google-auth-library-oauth2-http
 */
package rtusamples;

import com.fasterxml.jackson.core.JsonProcessingException;
import com.fasterxml.jackson.databind.ObjectMapper;
import com.google.auth.oauth2.AccessToken;
import com.google.auth.oauth2.GoogleCredentials;
import java.io.FileInputStream;
import java.io.IOException;
import java.net.URI;
import java.net.http.HttpClient;
import java.net.http.HttpRequest;
import java.net.http.HttpRequest.BodyPublishers;
import java.net.http.HttpResponse;
import java.net.http.HttpResponse.BodyHandlers;
import java.nio.charset.Charset;
import java.time.Clock;
import java.time.OffsetDateTime;
import java.time.format.DateTimeFormatter;
import java.util.ArrayList;
import java.util.Arrays;
import java.util.Base64;
import java.util.List;
import java.util.Optional;
import java.util.stream.Collectors;
import rtusamples.inventory.MenuItemOffer;
import rtusamples.inventory.MenuItemOfferType;
import rtusamples.inventory.ServiceTypeElement;
import rtusamples.realtime.BatchPushGenericRecordRequest;
import rtusamples.realtime.GenericRecord;

/** Sample code for Real-time update batchPush implementation. */
public final class BasicPush {
  // ACTION REQUIRED: Change this to your Partner ID received from Google. The Partner ID is
  // available on the Partner Portal.
  private static final long PARTNER_ID = 12345678;

  // ACTION REQUIRED: Change this to the path of the service account client secret file downloaded
  // from the Google Cloud Console.
  private static final String JSON_KEY_FULL_PATH =
      "<path to your JSON credentials>/credentials.json";

  // ACTION REQUIRED: Change this to the endpoint that is needed.
  private static final String ENDPOINT =
      //    "https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com"; // for sandbox
      "https://mapsbooking.googleapis.com"; // for prod

  // Feed name for Order with Google including the version.
  private static final String FEED_NAME = "owg.v2";

  private static final ObjectMapper objectMapper = new ObjectMapper();

  private static final DateTimeFormatter TIMESTAMP_FORMATTER =
      DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss[.SSS]'Z'");

  private static final Charset UTF_8 = Charset.forName("UTF-8");

  public static void main(String[] args) throws Exception {

    /**
     * Create credentials from service account secret file. Alternatively, the credentials can be
     * created by implementing Application Default Credentials.
     * https://github.com/googleapis/google-auth-library-java
     */
    // GoogleCredentials sourceCredentials =
    //     GoogleCredentials.getApplicationDefault()
    //         .createScoped(Arrays.asList("https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking"));

    // ImpersonatedCredentials credentials =
    //     ImpersonatedCredentials.create(
    //         sourceCredentials,
    //         "fo-test@projectname.iam.gserviceaccount.com",
    //         null,
    //         Arrays.asList("https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking"),
    //         300);

    GoogleCredentials credentials =
        GoogleCredentials.fromStream(new FileInputStream(JSON_KEY_FULL_PATH))
            .createScoped(Arrays.asList("https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking"));

    // Create example MenuItemOffer entities, dateModified is optional and is used to hold
    // the actual timestamp when the entity was updated/created.
    MenuItemOffer menuItemOfferPizza = new MenuItemOffer();
    menuItemOfferPizza.setID("6680261");
    menuItemOfferPizza.setType(MenuItemOfferType.MENU_ITEM_OFFER);
    menuItemOfferPizza.setMenuItemID("18931508");
    menuItemOfferPizza.setPrice(15.5);
    menuItemOfferPizza.setPriceCurrency("USD");
    menuItemOfferPizza.setApplicableServiceType(
        new ServiceTypeElement[] {ServiceTypeElement.TAKEOUT, ServiceTypeElement.DELIVERY});
    menuItemOfferPizza.setInventoryLevel(0.0);
    menuItemOfferPizza.setDateModified("2022-10-07T13:00:00.000Z");

    MenuItemOffer menuItemOfferSalad = new MenuItemOffer();
    menuItemOfferSalad.setID("6680262");
    menuItemOfferSalad.setType(MenuItemOfferType.MENU_ITEM_OFFER);
    menuItemOfferSalad.setMenuItemID("18931509");
    menuItemOfferSalad.setPrice(25.5);
    menuItemOfferSalad.setPriceCurrency("USD");
    menuItemOfferSalad.setApplicableServiceType(
        new ServiceTypeElement[] {ServiceTypeElement.TAKEOUT, ServiceTypeElement.DELIVERY});
    menuItemOfferSalad.setInventoryLevel(0.0);
    menuItemOfferSalad.setDateModified("2022-10-07T13:00:00.000Z");

    // Example array of MenuItemOffer entities to update.
    List<MenuItemOffer> menuItemOffers = Arrays.asList(menuItemOfferPizza, menuItemOfferSalad);

    // Create list of GenericRecord from menuItemOffers.
    List<GenericRecord> menuItemOfferGenericRecords =
        menuItemOffers.stream()
            .map(
                (menuItemOffer) ->
                    toBatchPushRecord(menuItemOffer, menuItemOffer.getDateModified()))
            .collect(Collectors.toList());

    // List of records to be updated/created.
    List<GenericRecord> recordsToBeUpdated = new ArrayList<>();

    // Add list of menuItemOffer generic records.
    recordsToBeUpdated.addAll(menuItemOfferGenericRecords);

    // Request object that contains all records.
    BatchPushGenericRecordRequest batchPushRequest = new BatchPushGenericRecordRequest();
    batchPushRequest.setRecords(recordsToBeUpdated.toArray(new GenericRecord[0]));

    // Execute batchPush request.
    BasicPush basicPush = new BasicPush();
    basicPush.batchPush(batchPushRequest, credentials);
  }

  public void batchPush(
      BatchPushGenericRecordRequest batchPushRequest, GoogleCredentials credentials)
      throws IOException {

    credentials.refreshIfExpired();
    AccessToken token = credentials.getAccessToken();

    String requestBody = objectMapper.writeValueAsString(batchPushRequest);
    HttpClient client = HttpClient.newHttpClient();
    HttpRequest request =
        HttpRequest.newBuilder()
            .uri(
                URI.create(
                    String.format(
                        "%s/v1alpha/inventory/partners/%s/feeds/%s/record:batchPush",
                        ENDPOINT, PARTNER_ID, FEED_NAME)))
            .header("Content-Type", "application/json")
            .header("Authorization", String.format("Bearer %s", token.getTokenValue()))
            .POST(BodyPublishers.ofString(requestBody))
            .build();

    HttpResponse<String> response = null;
    try {
      response = client.send(request, BodyHandlers.ofString());
      System.out.println("Request body:" + requestBody);
      System.out.println("Response status:" + response.statusCode());
      System.out.println("Response body:" + response.body());
    } catch (IOException | InterruptedException e) {
      e.printStackTrace();
    }
  }

  public static <T> GenericRecord toBatchPushRecord(T entity, String dateModified) {
    GenericRecord genericRecord = new GenericRecord();
    try {
      String json = objectMapper.writeValueAsString(entity);
      genericRecord.setDataRecord(Base64.getEncoder().encodeToString(json.getBytes(UTF_8)));
      // Using dateModified to set generation_timestamp. Defaulting to the
      // current timestamp for records that do not have dateModified.
      String generationTimestamp =
          Optional.ofNullable(dateModified)
              .orElse(OffsetDateTime.now(Clock.systemUTC()).format(TIMESTAMP_FORMATTER));
      genericRecord.setGenerationTimestamp(generationTimestamp);
    } catch (JsonProcessingException e) {
      System.out.println(e.getMessage());
    }
    return genericRecord;
  }
}

エンティティの削除

Node.js

このコードでは、Node.js 用の Google 認証ライブラリを使用しています。

/* Sample code for Real-time update batchDelete implementation.
 *
 * Required libraries:
 * - google-auth-library
 */

const {JWT} = require('google-auth-library');

// ACTION REQUIRED: Change this to the path of the service account client secret
// file downloaded from the Google Cloud Console.
const serviceAccountJson = require('./service-account.json');

// ACTION REQUIRED: Change this to your Partner ID received from Google.
// The Partner ID is available on the Partner Portal.
const PARTNER_ID = 1234;

const HOST = {
  prod: 'https://mapsbooking.googleapis.com',
  sandbox: 'https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com'
};

// ACTION REQUIRED: Change to 'prod' for production
const ENV = 'sandbox';

// Feed name for Order with Google including the version.
const FEED_NAME = 'owg.v2';

// Endpoint url
const url = `${HOST[ENV]}/v1alpha/inventory/partners/${PARTNER_ID}/feeds/${
    FEED_NAME}/record:batchDelete`;


/**
 * Send a Real-time update request to delete entities
 */
async function batchDelete(entities) {
  try {
    /**
     * Sign JWT token using private key from service account secret file
     * provided. The client can be created without providing a service account
     * secret file by implementing Application Default Credentials.
     * https://github.com/googleapis/google-auth-library-nodejs
     */
    const client = new JWT({
      email: serviceAccountJson.client_email,
      key: serviceAccountJson.private_key,
      scopes: ['https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking'],
    });
    const request = {
      records: toDeleteRecords(entities)
    };
    const body = JSON.stringify(request);
    try {
      const response = await client.request({
        method: 'POST',
        url,
        data: body,
        headers: {'Content-Type': 'application/json'}
      });
      console.log('request body:', body);
      console.log('response status:', response.status);
      console.log('response data:', response.data);  // successful response returns '{}'
    } catch (error) {
      console.log('error:', error);
    }
  }

  /**
   * Maps array of entities to records for batch delete requests
   */
  const toDeleteRecords = (entities) => {
    return entities.map((entity) => {
      // Using dateModified to set delete_time. Defaulting to the current
      // timestamp for records that do not have dateModified.
      const delete_time =
          entity.dateModified ? entity.dateModified : new Date().toISOString();
      return {data_record: btoa(JSON.stringify(entity)), delete_time};
    });
  };

  // Call batchDelete with example entities. dateModified is optional and is
  // used to hold the actual timestamp when the entity was deleted.
  batchDelete([
    {
      '@type': 'Menu',
      '@id': '853706',
      'dateModified': '2022-06-19T15:43:50.970Z'
    },
    {
      '@type': 'Menu',
      '@id': '853705',
      'dateModified': '2022-06-19T15:13:00.280Z'
    }
  ]);

Python

このコードでは、Python 用の Google Auth ライブラリを使用します。

"""Sample code for the Real-time update batchDelete implementation."""

# Required libraries:
# - google-auth

import base64
import datetime
import json
from google.auth.transport.requests import AuthorizedSession
from google.oauth2 import service_account

# ACTION REQUIRED: Change this to the Partner ID received from Google.
# Partner ID is available on the Partner Portal.
# https://partnerdash.google.com/apps/reservewithgoogle
_PARTNER_ID = '1234'

# ACTION REQUIRED: Change this to the path of the service account client secret
# file downloaded from the Google Cloud Console.
_SERVICE_ACCOUNT_KEY_JSON_FILE = 'service-account-creds.json'

_HOST_MAP = {
    'sandbox': 'https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com',
    'prod': 'https://mapsbooking.googleapis.com'
}

# ACTION REQUIRED: Change to 'prod' for production
_ENV = 'sandbox'

# Feed name for Order with Google including the version.
_FEED_NAME = 'owg.v2'

_ENDPOINT = '{}/v1alpha/inventory/partners/{}/feeds/{}/record:batchDelete'.format(
    _HOST_MAP[_ENV], _PARTNER_ID, _FEED_NAME)


def batch_delete(entities):
  """Makes a batch delete request using the Real-time updates REST service.

  Args:
      entities: The list of entity objects to delete.
  """

  # Creates credentials by providing a json file. Credentials can also be
  # provided by implementing Application Default Credentials.
  # https://googleapis.dev/python/google-auth/latest/user-guide.html
  credentials = service_account.Credentials.from_service_account_file(
      _SERVICE_ACCOUNT_KEY_JSON_FILE,
      scopes=['https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking'])
  authorized_session = AuthorizedSession(credentials)

  # JSON request object
  batch_request = {'records': [create_delete_record(x) for x in entities]}
  response = authorized_session.post(_ENDPOINT, json=batch_request)
  print('request body:', json.dumps(batch_request))
  print('response status:', response.status_code)
  print('response data:', response.text)  # successful response returns '{}'


def create_delete_record(entity):
  """Creates a record from an entity for batchDelete requests.

  Args:
    entity: The entity object to create the record from.

  Returns:
    The constructed record for the batchDelete request payload.
  """
  data_bytes = json.dumps(entity).encode('utf-8')
  base64_bytes = base64.b64encode(data_bytes)
  # Using dateModified to set delete_time. Defaulting to the current
  # timestamp for records that do not have dateModified.
  delete_time = entity.dateModified if 'dateModified' in entity else datetime.datetime.now(
  ).strftime('%Y-%m-%dT%H:%M:%S.%fZ')
  return {
      'delete_time': delete_time,
      'data_record': base64_bytes.decode('utf-8')
  }


# Call batch_delete with example entities. dateModified is optional and is
# used to hold the actual timestamp when the entity was deleted.
batch_delete([{
    '@type': 'Menu',
    '@id': '853706',
    'dateModified': '2022-06-19T13:10:00.000Z'
}, {
    '@type': 'Menu',
    '@id': '853705',
    'dateModified': '2022-06-19T13:30:10.000Z'
}])

Java

このコードでは、Java 用の Google 認証ライブラリを使用しています。

パッケージ rtusamples.inventoryrtusamples.realtime のクライアント ソースコード モデルは、クライアント ライブラリを生成するの手順に沿って作成されました。

/*
 * Required Libraries:
 * - JDK >= 11
 * - google-auth-library-oauth2-http
 */
package rtusamples;

import com.fasterxml.jackson.core.JsonProcessingException;
import com.fasterxml.jackson.databind.ObjectMapper;
import com.google.auth.oauth2.AccessToken;
import com.google.auth.oauth2.GoogleCredentials;
import java.io.FileInputStream;
import java.io.IOException;
import java.net.URI;
import java.net.http.HttpClient;
import java.net.http.HttpRequest;
import java.net.http.HttpRequest.BodyPublishers;
import java.net.http.HttpResponse;
import java.net.http.HttpResponse.BodyHandlers;
import java.nio.charset.Charset;
import java.time.Clock;
import java.time.OffsetDateTime;
import java.time.format.DateTimeFormatter;
import java.util.ArrayList;
import java.util.Arrays;
import java.util.Base64;
import java.util.List;
import java.util.Optional;
import java.util.stream.Collectors;
import rtusamples.inventory.Menu;
import rtusamples.inventory.MenuType;
import rtusamples.realtime.BatchDeleteGenericRecordsRequest;
import rtusamples.realtime.GenericDeleteRecord;

/** Sample code for the Real-time update batchDelete implementation. */
public final class BasicDelete {
  // ACTION REQUIRED: Change this to your Partner ID received from Google. The Partner ID is
  // available on the Partner Portal.
  private static final long PARTNER_ID = 123456789;

  // ACTION REQUIRED: Change this to the path of the service account client secret file downloaded
  // from the Google Cloud Console.
  private static final String JSON_KEY_FULL_PATH =
      "<path to your JSON credentials>/credentials.json";

  // ACTION REQUIRED: Change this to the endpoint that is needed.
  private static final String ENDPOINT =
      "https://partnerdev-mapsbooking.googleapis.com"; // for sandbox
  // "https://mapsbooking.googleapis.com" // for prod

  // Feed name for Order with Google including the version.
  private static final String FEED_NAME = "owg.v2";

  private static final ObjectMapper objectMapper = new ObjectMapper();

  private static final DateTimeFormatter TIMESTAMP_FORMATTER =
      DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss[.SSS]'Z'");

  private static final Charset UTF_8 = Charset.forName("UTF-8");

  public static void main(String[] args) throws Exception {

    /**
     * Create credentials from service account secret file. Alternatively, the credentials can be
     * created by implementing Application Default Credentials.
     * https://github.com/googleapis/google-auth-library-java
     */
    // GoogleCredentials sourceCredentials =
    //     GoogleCredentials.getApplicationDefault()
    //         .createScoped(Arrays.asList("https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking"));

    // ImpersonatedCredentials credentials =
    //     ImpersonatedCredentials.create(
    //         sourceCredentials,
    //         "fo-test@projectname.iam.gserviceaccount.com",
    //         null,
    //         Arrays.asList("https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking"),
    //         300);

    GoogleCredentials credentials =
        GoogleCredentials.fromStream(new FileInputStream(JSON_KEY_FULL_PATH))
            .createScoped(Arrays.asList("https://www.googleapis.com/auth/mapsbooking"));

    // Create example Menu entities, dateModified is optional and is used to hold
    // the actual timestamp when the entity was deleted.
    Menu menuLunch = new Menu();
    menuLunch.setID("853705");
    menuLunch.setType(MenuType.MENU);
    menuLunch.setDateModified("2022-09-19T13:10:00.000Z");

    Menu menuDinner = new Menu();
    menuDinner.setID("853706");
    menuDinner.setType(MenuType.MENU);
    menuDinner.setDateModified("2022-09-19T13:13:10.000Z");

    // Example array of Menu entities to update.
    List<Menu> menus = Arrays.asList(menuLunch, menuDinner);

    // Create list of GenericDeleteRecord from menus.
    List<GenericDeleteRecord> menuGenericDeleteRecords =
        menus.stream()
            .map((menu) -> toBatchDeleteRecord(menu, menu.getDateModified()))
            .collect(Collectors.toList());

    // List of records to be deleted.
    List<GenericDeleteRecord> recordsToBeDeleted = new ArrayList<>();

    // Add list of menu generic records.
    recordsToBeDeleted.addAll(menuGenericDeleteRecords);

    // Request object that contains all records.
    BatchDeleteGenericRecordsRequest batchDeleteRequest = new BatchDeleteGenericRecordsRequest();
    batchDeleteRequest.setRecords(recordsToBeDeleted.toArray(new GenericDeleteRecord[0]));

    // Execute batchDelete request.
    BasicDelete basicDelete = new BasicDelete();
    basicDelete.batchDelete(batchDeleteRequest, credentials);
  }

  public void batchDelete(
      BatchDeleteGenericRecordsRequest batchDeleteRequest, GoogleCredentials credentials)
      throws IOException {

    credentials.refreshIfExpired();
    AccessToken token = credentials.getAccessToken();

    String requestBody = objectMapper.writeValueAsString(batchDeleteRequest);
    HttpClient client = HttpClient.newHttpClient();
    HttpRequest request =
        HttpRequest.newBuilder()
            .uri(
                URI.create(
                    String.format(
                        "%s/v1alpha/inventory/partners/%s/feeds/%s/record:batchDelete",
                        ENDPOINT, PARTNER_ID, FEED_NAME)))
            .header("Content-Type", "application/json")
            .header("Authorization", String.format("Bearer %s", token.getTokenValue()))
            .POST(BodyPublishers.ofString(requestBody))
            .build();

    HttpResponse<String> response = null;
    try {
      response = client.send(request, BodyHandlers.ofString());
      System.out.println("Request body:" + requestBody);
      System.out.println("Response status:" + response.statusCode());
      System.out.println("Response body:" + response.body());
    } catch (IOException | InterruptedException e) {
      e.printStackTrace();
    }
  }

  public static <T> GenericDeleteRecord toBatchDeleteRecord(T entity, String dateModified) {
    GenericDeleteRecord genericRecord = new GenericDeleteRecord();
    try {
      String json = objectMapper.writeValueAsString(entity);
      genericRecord.setDataRecord(Base64.getEncoder().encodeToString(json.getBytes(UTF_8)));
      // Using dateModified to set delete_time. Defaulting to the current
      // timestamp for records that do not have dateModified.
      String deleteTime =
          Optional.ofNullable(dateModified)
              .orElse(OffsetDateTime.now(Clock.systemUTC()).format(TIMESTAMP_FORMATTER));
      genericRecord.setDeleteTime(deleteTime);
    } catch (JsonProcessingException e) {
      System.out.println(e.getMessage());
    }
    return genericRecord;
  }
}

ユースケース

次のユースケースは、リアルタイム更新、バッチ フィード更新、API 呼び出しの概要の例です。

シナリオ 更新するエンティティ 説明と影響
サービスの無効化 Service

予期しない理由でサービスを無効にする必要があります。

リアルタイム更新: 対象の Service エンティティの isDisabled プロパティを true に設定して更新します。他のプロパティは変更しません。

完全なフィード: Google による次回の取得前に、完全なフィードからエンティティを更新して isDisabledtrue に設定してください。設定しない場合、エンティティは再度有効になります。

特定の商品が在庫切れである MenuItemOffer リアルタイム更新: 指定された MenuIteminventoryLevel を 0 に設定し、他のすべてのデータを変更せずに、カプセル化された MenuItemOffer エンティティを送信します。
メニュー項目の価格変更 MenuItemOffer リアルタイム更新: price を特定の MenuItem の更新された価格に設定し、他のすべてのデータを変更せずに、カプセル化された MenuItemOffer エンティティを送信します。

新しいトップレベル エンティティを追加する

MenuRestaurantService タイプのエンティティにのみ適用されます。

MenuRestaurantService

たとえば、レストランに新しいメニューを追加する必要がある場合です。

完全なフィード: データフィードにエンティティを追加し、バッチ取り込みを待機します。

最上位エンティティを完全に削除する

MenuRestaurantService タイプのエンティティにのみ適用されます。

MenuRestaurantService

リアルタイム更新: 明示的な削除を送信します。

完全なフィード: Google による次回の取得の前に、完全なフィードからエンティティを削除してください。削除しないと、エンティティが再び追加されます。

特定の Service に新しい配送エリアを追加する ServiceArea バッチフィード: 通常の完全なフィード内と同様に、問題の ServiceArea エンティティをすべてのフィールドをそのまま送信します。新しい配信エリアは polygongeoRadius、または postalCode 内に指定します。
Service の配達予定日時を更新する ServiceHours バッチフィード: leadTimeMin が適宜更新される点を除き、フィードと同じ ServiceHours を送信します。
Service の配送料を更新する Fee バッチフィード: price が更新された完全配信 Fee を送信します。
Service でデリバリーまたはテイクアウトの営業時間を更新する ServiceHours バッチフィード: opens プロパティと closes プロパティが適宜更新される点を除き、フィードと同じように ServiceHours を送信します。
Service(最小注文金額を変更) Fee バッチフィード: minPrice が更新された完全な Fee を送信します。
MenuItem を完全に削除する Menu バッチフィード: フィードと同じ MenuItem を送信しますが、parentMenuSectionId は空にします。

バッチジョブとリアルタイム更新の処理時間

バッチフィードを使用して更新または削除されたエンティティは 2 時間以内に処理されますが、リアルタイム更新を使用して更新されたエンティティは 5 分で処理されます。古いエンティティは 14 日後に削除されます。

Google に送信できる書類は次のとおりです。

  • 在庫を最新の状態に保つために 1 日に複数のバッチジョブを実行する、または
  • 1 日 1 回のバッチジョブとリアルタイムの更新により、在庫を常に最新の状態に保ちます。