割り当て

各 API リクエストは、割り当てが不足していないことを確認し、割り当てを消費します。割り当てを使い切ると、リクエストは失敗し、関連するエラー メッセージが表示されます。Data API リクエストごとに複数の割り当てバケットがチェックされます。

割り当てカテゴリ

割り当ての目的上、Data API には Core、Realtime、Funnel の 3 つのリクエスト カテゴリがあります。Core メソッドへの API リクエストは、Core の割り当てに課金されます。リアルタイム API リクエストへのメソッドは、リアルタイム割り当てに対して課金されます。1 つのリクエストでコアとリアルタイムの両方の割り当てが消費されることはありません。API のメソッドとカテゴリは次のとおりです。

割り当てカテゴリ API メソッド
コア runReportrunPivotReportbatchRunReportsbatchRunPivotReportsrunAccessReportgetMetadatacheckCompatibilitycreateAudienceExports
リアルタイム runRealtimeReport
ファネル runFunnelReport

アナリティクス プロパティの割り当て

すべてのリクエストでプロパティの割り当てが消費されます。

割り当て名 標準プロパティの上限 アナリティクス 360 プロパティの上限
プロパティあたりの 1 日あたりのコアトークン 200,000 2,000,000
1 プロパティあたりのコアトークン数(1 時間あたり) 40,000 400,000
1 プロジェクト、1 プロパティ、1 時間あたりのコアトークン 14,000 140,000
プロパティあたりのコア同時リクエスト数 10 50
1 プロジェクト、1 プロパティ、1 時間あたりのコアサーバー エラー数 10 50
プロパティあたりの 1 日あたりのリアルタイム トークン数 200,000 2,000,000
プロパティあたりの 1 時間あたりのリアルタイム トークン数 40,000 400,000
1 プロジェクト、1 プロパティ、1 時間あたりのリアルタイム トークン数 14,000 140,000
プロパティあたりのリアルタイムの同時リクエスト数 10 50
1 プロジェクト、1 プロパティ、1 時間あたりのリアルタイム サーバー エラー数 10 50
プロパティあたりの 1 日あたりのファネル トークン数 200,000 2,000,000
1 プロパティあたりの 1 時間あたりのファネル トークン数 40,000 400,000
1 プロジェクト、1 プロパティ、1 時間あたりのファネル トークン数 14,000 140,000
ファネルのプロパティあたりの同時リクエスト数 10 50
1 プロジェクト、1 プロパティ、1 時間あたりの目標到達プロセスのサーバーエラー数 10 50
  • 同時リクエストは、同時に実行されたリクエストの数で測定されます。リクエストの同時実行を減らすには、前のリクエストが完了するのを待ってから、追加のリクエストを送信します。
  • サーバーエラーは 500 と 503 のコードです。サーバーエラーの割り当ては リクエストサーバーエラーがあった場合にのみ課金されますプロジェクトとプロパティのペアでサーバーエラーの割り当てを使い切ると、プロジェクトからのプロパティに対するすべてのリクエストがブロックされます。
  • 各リクエストは、1 時間あたりのプロパティあたりのトークンと、1 時間あたりのプロジェクトあたりのプロパティあたりのトークンの割り当てを消費します。つまり、「1 つのプロパティ、1 時間あたりのトークンの数」の割り当てが「1 プロジェクト、1 時間あたりのトークン」の割り当てに達するまでに、3 つ以上のプロジェクトから 1 つのプロパティにアクセスする必要があります。

プロパティでは、しきい値が設定された可能性がある 1 時間あたり 120 件のリクエストが許可されます。ディメンション userAgeBracketuserGenderbrandingInterestaudienceIdaudienceName にはしきい値が設定されている可能性があります。しきい値は、レポートを閲覧する際、個々のユーザーのユーザー属性やインタレストを推測できないようにするために設けられています。

プロパティ トークンの割り当て

トークンは、完了までの複雑さに応じて、リクエストごとに計算されます。ほとんどのリクエストで課金されるトークンは 10 個以下です。リクエストで大量のトークンが消費される場合、次のような要因が考えられます。

  • 行数が多い
  • 列数が多い
  • 複雑なフィルタ条件
  • 長い期間

各 API リクエストで、リクエストの本文に "returnPropertyQuota": true を指定すると、現在のプロパティ割り当てトークンのステータスが返されます。このステータスには、このリクエストで消費された量と、各割り当てグループの残量の両方が含まれます。たとえば、このパラメータを RunReportRequest に指定することを検討してください。