概要

Navigation SDK for Android は、Maps SDK for Android にナビゲーション機能を追加します。Google マップを利用した Android アプリにナビゲーション機能が必要な場合は、Navigation SDK for Android に依存する必要があります。

ただし、Maps SDK for Android のほとんどの機能は Navigation SDK for Android でも同じように動作します。どの SDK 依存関係を使用するかにかかわらず、同じ com.google.android.gms.maps パッケージを使用してアクセスします。つまり、アプリが以前に Android 向け Maps SDK に依存していた場合、アプリの既存の機能に影響を与えることなく、その依存関係を Android 向け Navigation SDK に変更できます。ただし、2 つの例外があります。

  • 例外をスローする API。
  • NavSDK で機能せず、呼び出しても影響しない API。

これらの例外については、以下で説明します。

例外をスローする API

次の関数は、アプリケーションで有効になっている場合に例外をスローします。

Navigation SDK で機能しない API

次の API は Navigation SDK には機能がありませんが、コードで呼び出しても影響はありません。これらは次のカテゴリに分類されます。

  • ウェアラブル アクティビティの API。
    • Navigation SDK for Android でこの機能を利用する場合は、代わりに TBT フィードを有効にしてください。
  • その他の API。

ウェアラブル向けの API

通常、GoogleMapOptions.ambientEnabled(boolean enabled) を使用すると、ウェアラブル アプリのアンビエント モードを無効または有効にできます。また、MapView と MapFragment には onEnterAmbient メソッドと onExitAmbient メソッドがありますが、呼び出しても影響はありません。ウェアラブルの場合は、代わりに TBT フィードを使用します。

その他の API

Mobility Services のお客様のみを対象とする API

Navigation SDK には、Mobility Services のお客様のみが使用できる API がいくつかあります。これらのお客様は、Google からトランザクションごとに請求されます。モビリティ サービスをご利用でない場合は、次の方法は使用できません。