ARCore セッションを構成して、アプリの AR エクスペリエンスを構築します。
セッションとは
モーション トラッキング、環境理解、照明の推定など、すべての AR プロセスは ARCore セッション内で行われます。ARSession は、ARCore API へのメインのエントリ ポイントです。AR システムの状態を管理し、セッションのライフサイクルを処理して、アプリがセッションを作成、構成、開始、停止できるようにします。最も重要な点は、アプリがカメラ画像とデバイスのポーズにアクセスできるフレームを受信できるようになることです。
このセッションを使用して、次の機能を構成できます。
AR Foundation と ARCore 拡張機能を設定する
ARCore 拡張機能を使用するには、AR Foundation を設定する必要があります。AR シーンの設定手順については、AR Foundation のセットアップのドキュメントをご覧ください。
ARCore セッションを設定する前に、ARCore 拡張機能を設定する必要があります。まだ行っていない場合は、ARCore 拡張機能のセットアップに関するドキュメントをご覧ください。
ARCoreExtensionsConfig で拡張機能を構成する
ARCore で新しいセッション設定を作成します。
Unity で Assets > Create > XR > ARCore Extensions Config に移動して新しいセッション構成を作成します。
デフォルトの設定は次のようになります。
Hierarchy ペインで、ARCore Extensions オブジェクトを選択します。
Inspector ペインの ARCore Extensions Config フィールドで、ターゲットの
ボタンをクリックし、ARCoreExtensionsConfig アセットに接続します。
AR セッション管理
AR Foundation 2.1 および 3.1 では、ARSession ゲーム オブジェクトを破棄すると、基盤となる ARCore セッションも破棄されていました。
AR Foundation 4.0 以降では、サブシステムを破棄して作成するには、代わりに LoaderUtility 関数を使用する必要があります。AR Foundation の 3.x から 4.x への移行ガイドをご覧ください。