Google アナリティクス システムが処理できる量を超えるデータを受信しないようにし、システム リソースをユーザー間で公平に配分するために、Google アナリティクス API では使用量に上限と割り当てが設定されています。
Google Cloud プロジェクト レベルで、Google Analytics API の全体的な使用量（Data API 呼び出しを除く）には次の上限と割り当てが適用されます。
- プロジェクトごとの 1 日あたりのリクエスト数は 50,000 件。
- IP アドレスごとに 10 秒間クエリ数（QPS）。
- API Console には、ユーザーごとの 100 秒あたりのリクエスト数という類似の割り当て制限があります。デフォルトでは、ユーザーごとに 100 秒あたり 100 件のリクエストに設定されています。設定できる最大値は 1,000 件です。ただし、API に対するリクエスト数は、ユーザーごとに 1 秒あたり 10 件までに制限されています。
- アプリケーションが、すべての API リクエストを 1 つの IP アドレスから行う（ユーザーに代わってリクエストを行うなど）場合は、ユーザーごとに QPS が上限まで割り当てられるように各リクエストで
userIPパラメータまたはquotaUserパラメータを使用してください。詳しくは、標準クエリ パラメータの概要をご覧ください。
一部の API には追加の制限があります。API 固有の上限と割り当てについて詳しくは、次のページをご覧ください。
上限と割り当てに関するエラー
Google Analytics API のリクエストの割り当ての上限を超えた場合、API はエラーコード 403 または 429 と、アカウントが割り当てを超えたことを示すメッセージを返します。詳しくは、利用規約をご覧ください。
割り当ての管理や、割り当てを効率的に使うためのアプリケーションの調整について詳しくは、API の監視、割り当ての上限設定をご覧ください。