クラウドベースの地図のスタイル機能を使用する

Google Cloud Console でマップ ID と地図のスタイルを使用していつでも地図を作成、カスタマイズ、公開、管理できます。以下、その手順について説明します。

Google Cloud プロジェクトでマップ ID または地図のスタイルを作成、管理するには、プロジェクト所有者、またはプロジェクト編集者の IAM の役割が必要です。

地図のスタイルを作成する

地図のスタイルは、任意のマップ ID に関連付けることができる一連のカスタマイズに対する一意の識別子です。

新しいスタイルは以下の手順で作成します。

  1. Cloud Console で、[地図のスタイル] ページに移動します。
  2. [新しい地図スタイルを作成] をクリックして [新しい地図のスタイル] ページを開きます。
  3. [新しい地図のスタイル] ページで、次のいずれかのオプションを選択します。
    1. 使用可能なスタイル バリエーションから [地図のスタイル] を選択します。
    2. [JSON スタイル設定コード] をインポートします。[JSON のインポート] タブのテキスト ボックスに JSON コードを貼り付けてください。
    3. カスタマイズされた地図のスタイルを選択して、特定の業種(旅行、物流、不動産、小売など)の目標を強調します。

    [スタイル エディタでカスタマイズ] をクリックして、地図対象物に追加するカスタマイズを指定します。詳しくは、スタイル エディタの使用をご覧ください。

  4. 地図のスタイルに名前を付け、変更を保存するには、[保存] を選択します。

スタイルの詳細を更新する

[地図のスタイル] ページで地図のスタイルを選択して、次の操作を行うことができます。

  • [スタイルのカスタマイズ] ボタンを選択して、スタイル エディタでカスタマイズを続けるか、スタイルの詳細を表示する。詳しくは、スタイル エディタの使用をご覧ください。
  • [編集] ボタンを選択して、スタイルの説明文の名前を変更または編集する。
  • [複製] ボタンを選択して、スタイルを複製する。
  • [削除] ボタンを選択して、スタイルを削除する。
  • スタイルに関連付けられたマップ ID を表示する。

2020 年 9 月 15 日より前に作成されたスタイルについては、Google マップの地形描写の拡張が適用されません。Google マップの地形描写の拡張を地図のスタイルに適用するには、地図のスタイルを作成する必要があります。

サンプルアプリ

クラウドから Android 地図のスタイルを設定する方法を示す JavaKotlin のサンプル アプリケーションを確認できます。

既知の問題

アプリがユーザーに配信されると、マップ ID が関連づけられた地図のカスタム スタイルを Google Cloud Console から更新できるようになります。新しいスタイルは数時間以内にアプリに反映されます。

テスト用に新しいカスタム スタイルをすぐ表示するには、テストするデバイスからアプリデータを消去します。デバイスのデータを消去する方法について詳しくは、Android ヘルプ - 空き容量を増やすをご覧ください。

設定はスマートフォンによって異なる場合があります。詳しくは、デバイスのメーカーにお問い合わせください