Google Cloud コンソールでスタイル エディタを使用して地図のスタイルを作成する際、さまざまなズームレベルごとに要素のスタイルを追加できます。たとえば、水域の色をズームレベル 0 ではピンク、ズームレベル 10 では紫にカスタマイズするなど、指定したズームごとに表示の詳細度をカスタマイズできます。
特定の要素をカスタマイズした場合に継承されるスタイルは、スタイル エディタによってオーバーライドされます。ズームレベルごとに異なるカスタマイズを追加するには、[スタイラー] ペインで [すべてのズームでカスタマイズ] チェックボックスをオンにし、[経由地を追加: z] チェックボックスをオンにします。スライダーの上に、カスタマイズが適用されているズームレベルを示す青い点が表示されます。
1 つのズームレベルでカスタマイズを行うと、それより上位のズームレベルのカスタマイズも更新されます。たとえば、ズームレベル 10 のカスタマイズは、ズームレベル 10、11、12 など、上位のすべてのカスタマイズに影響します。カスタマイズは、継承したスタイルをオーバーライドします。
特定のズームレベルから変更を削除するには、[経由地を追加: z] チェックボックスをオフにします(青い点がグレーになります)。チェックボックスをオフにすると、そのズームレベルは継承したスタイルに戻ります。
ズームレベルごとにスタイルをカスタマイズする方法は次のとおりです。
- Cloud コンソールの [地図のスタイル] のページにアクセスし、地図のスタイルを作成するか、既存の地図のスタイルを更新して、スタイル エディタを開きます。
- 対象物を選択して [要素の種類] サブメニューを開き、カスタマイズする要素を選択します。
- [すべてのズームでカスタマイズ] チェックボックスをオンにすると、現在のズームレベルでのカスタマイズがスタイル エディタに表示されます。[すべてのズームでカスタマイズ] のチェックボックスをオンにすると、次の項目が表示されます。
- [経由地を追加: z] チェックボックス。現在のズームレベルを表示し、表示されたズームレベルにカスタマイズを適用します。
- ズーム スライダー バー。ズームレベルを変更および選択できます。
- 変更内容を保存するには、[保存] を選択します。地図のスタイルに関連付けられたマップ ID で変更内容を公開するには、[公開] を選択します。