構造化データファイル(SDF)は、ディスプレイ &ビデオ 360 でリソースの一括取得と管理に使用されるカンマ区切り値のファイルです。SDF のダウンロードとアップロードは、ディスプレイ &ビデオ 360 の管理画面から行えます。Display & Video 360 API を使用して SDF を生成、ダウンロードすることもできます。
SDF ファイルは、バージョンとディスプレイ &ビデオ 360 のリソースタイプに固有の形式です。
ディスプレイ &ビデオ 360 で扱われる構造化データファイルの形式には、次の 2 種類があります。
- 標準: ディスプレイ &ビデオ 360 リソースの取得と更新に使用できる形式。
- QA(ベータ版): この形式は、既存のディスプレイ &ビデオ 360 リソース設定を取得する場合にのみ使用できます。QA ファイルは、同じバージョンの標準形式のファイルと同じ情報を提供しますが、その情報は数値 ID ではなく表示名を使用して伝達します。QA 形式で変更された列のタイトルには「Qa」が付加されます。
すべての構造化データファイル形式には、以下のルールが適用されます。
- ファイルの 1 行目は常に列名を含むヘッダー行です。
- 最初の行を除き、欠落していない文字列値はすべて引用符で囲まれます。
- 欠損値は空白のままになります。
- list とマークされた型の場合、次のことが期待されます。
- このリストは文字列のコレクションです。
- 各文字列はセミコロンで区切られます。
- リストの最後の文字列の後にセミコロンが続きます。
- 例:
one;two;three;four;
- リストのリストとしてマークされている型については、次の点に注意してください。
- リストのリストとは、リストを集めたものです。
- 各サブリストは括弧で囲まれます。
- サブリストと他のサブリストはセミコロンで区切ります。
- 最後のリストの後にセミコロンが続きます。
- 例:
(one;two;three;four;);(apples;bananas;);
サポート対象のバージョン
現在サポートされているバージョンとファイル形式は次のとおりです。
v7.1
形式とファイルタイプ |
スタンダード |
|
QA(ベータ版)
|
|
v7
形式とファイルタイプ |
スタンダード |
|
QA(ベータ版)
|
|
v6
形式とファイルタイプ |
スタンダード |
|
QA(ベータ版)
|
|