Class TextOutput

テキスト出力

スクリプトから提供できる TextOutput オブジェクト。

セキュリティ上の理由から、スクリプトはテキスト コンテンツをブラウザに直接返すことはできません。代わりに、ブラウザは googleusercontent.com にリダイレクトされ、そこでさらにサニタイズや操作が行われることなく画像が表示されます。

テキスト コンテンツは次のように返すことができます。

function doGet() {
  return ContentService.createTextOutput('hello world!');
}
JSON、RSS、XML を TextOutput として提供するメソッドもあります。ContentService の対応するメソッドをご覧ください。

メソッド

メソッド戻り値の型概要
append(addedContent)TextOutput配信されるコンテンツに新しいコンテンツを追加します。
clear()TextOutput現在のコンテンツを消去します。
downloadAsFile(filename)TextOutputこのコンテンツを表示するのではなく、ダウンロードするようブラウザに指示します。
getContent()String配信されるコンテンツを取得します。
getFileName()Stringこのファイルをダウンロードするファイル名を返します。ダウンロードではなく表示する場合は null を返します。
getMimeType()MimeTypeこのコンテンツが配信される MIME タイプを取得します。
setContent(content)TextOutput配信するコンテンツを設定します。
setMimeType(mimeType)TextOutput提供するコンテンツの MIME タイプを設定します。

詳細なドキュメント

append(addedContent)

配信されるコンテンツに新しいコンテンツを追加します。

パラメータ

名前説明
addedContentString追加するコンテンツ

戻る

TextOutput - この TextOutput 自体。連結に便利


clear()

現在のコンテンツを消去します。

戻る

TextOutput - この TextOutput 自体。連結に便利


downloadAsFile(filename)

このコンテンツを表示するのではなく、ダウンロードするようにブラウザに指示します。

一部のブラウザでは、この設定は無視されます。これを null に設定すると、ダウンロードではなく表示するというデフォルトの動作に戻ります。

パラメータ

名前説明
filenameString使用するファイル名

戻る

TextOutput - TextOutput オブジェクト。連結に便利です。

例外

Error - ファイル名に不正な文字が含まれている場合


getContent()

配信されるコンテンツを取得します。

戻る

String - 配信されるコンテンツ


getFileName()

このファイルをダウンロードするファイル名を返します。ダウンロードではなく表示する場合は null を返します。

戻る

String - ファイル名


getMimeType()

このコンテンツが配信される MIME タイプを取得します。

戻る

MimeType - 配信される MIME タイプ


setContent(content)

配信するコンテンツを設定します。

パラメータ

名前説明
contentString配信するコンテンツ

戻る

TextOutput - この TextOutput 自体。連結に便利


setMimeType(mimeType)

提供するコンテンツの MIME タイプを設定します。デフォルトは書式なしテキストです。

パラメータ

名前説明
mimeTypeMimeTypeMIME タイプ

戻る

TextOutput - この TextOutput 自体。連結に便利