Google タグ マネージャー サービスを利用すると、認証済みユーザーは Tag Manager API のデータにアクセスできます。ユーザーはこのサービスを利用することで、タグ マネージャーのアカウント、コンテナ、環境、バージョン、ワークスペース、フォルダ、変数、トリガー、タグ、ユーザーのアクセス権を管理できます。
リファレンス
このサービスの詳細については、Tag Manager API V2 のリファレンス ドキュメントをご覧ください。
Apps Script のすべての高度なサービスと同様に、タグ マネージャー サービスでは、公開 API と同じオブジェクト、メソッド、パラメータを使用します。詳細については、メソッド シグネチャの決定方法をご覧ください。
問題を報告したり、その他のサポートを確認したりするには、Google タグ マネージャー ヘルプセンターをご覧ください。
サンプルコード
以下のサンプルコードは、タグ マネージャー サービスの一部の機能の使用方法を示しています。
変数、トリガー、タグを含むコンテナのバージョンを作成する
以下のサンプルコードでは、Tag Manager API V2 を使用して、まず、現在の日時のタイムスタンプを含む名前のコンテナを作成しています。これは、コンテナが重複する危険性を下げるためです。続いて、ランダム値の変数と、すべてのページビューを対象に配信されるトリガーを含むワークスペースを作成しています。その後、そのトリガーを使用して、URL の末尾にキャッシュの無効化を追加し、//example.com
にピクセルを配信する任意のピクセルタグを作成しています。最後に、上記のエンティティを含むコンテナ バージョンを作成し、バージョンをログに記録して、後で使用できるように返します。
コンテナのバージョンを公開し、現在のドラフト コンテナのクイック プレビューを確認する
以下のサンプルコードでは、Tag Manager API V2 を使用して、上記の例で作成したコンテナのバージョンを承認し、そのバージョンからアカウント、コンテナ、バージョン ID を取得しています。このサンプルでは、これらの ID を使用してコンテナのバージョンを公開しています。最後に、新しいワークスペースのクイック プレビューを作成し、それを記録しています。
ユーザー環境を作成して再認証する
以下のサンプルコードでは、Tag Manager API V2 を使用してコンテナのバージョンを承認し、アカウント、コンテナ、バージョン ID を抽出しています。このサンプルでは、これらの ID を使用して、入力コンテナのバージョンを参照するユーザー環境を作成し、それを記録しています。最後に、再認証されたユーザー環境を記録します。
アカウント内のすべてのメールとコンテナのアクセス権を記録する
以下のサンプルコードでは、Tag Manager API V2 を使用して、タグ マネージャー アカウント内のすべての権限の一覧を検索しています。その後、ユーザーのメールアドレス、コンテナ ID、各エントリのコンテナのアクセス権の種類を記録します。