類似オーディエンス セグメント

類似セグメントを使用すると、類似セグメントや特徴を持つオーディエンスをターゲットに設定できます。類似セグメントは、ファーストパーティ データ（特定の商品を購入した顧客や特定のサービスを利用した顧客のリストなど）から作成されます。

類似セグメントについて詳しくは、Google 広告ヘルプセンターをご覧ください。

ユーザーリストを作成する

類似ユーザーリストは、他の UserList タイプを作成する場合と同じ手順で作成できます。UserListService で類似ユーザーリストを作成するには、LookalikeUserListInfo オブジェクトで lookalike_user_list フィールドを設定します。

LookalikeUserListInfo は、既存のオーディエンス セグメントに基づいて作成されます。類似セグメントを作成する場合は、既存のオーディエンス セグメントを seed_user_list_ids フィールドで渡す必要があります。

要件

  1. すべてのシードリストの合計には、アクティブで一致したユーザーが 1,000 人以上含まれている必要があります。

  2. expansion_level を NARROW、BALANCED、または BROAD に設定して、類似セグメントのサイズを構成します。各レベルの詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。

ベスト プラクティス

新しいキャンペーンを作成した後、類似セグメントを効果的に使用できるようになるまでには、少し時間がかかる場合があります。広告配信を開始する際は、キャンペーンと類似セグメントの 2 ～ 3 日前までに作成することをおすすめします。

類似セグメントは、利用可能な顧客データに基づいて 1 ～ 2 日ごとに自動的に更新されます。アクティブ ユーザー数の最小要件を満たしていない場合、類似セグメントに基となるリストの要件が反映され、見込み顧客のターゲティングが停止するまで最長で 3 日ほどかかることがあります。user_list.size_range_for_display と user_list.size_range_for_search をクエリして、ユーザーリストに十分なユーザーがいることを確認します。

サンプルコード

類似ユーザーリストを作成してターゲット設定するプロセスは、rule_based_user_list の作成に似ています。rule_based_user_list を作成してターゲット設定するためのサンプルコードは、ウェブサイトへの訪問者で紹介されています。これは、類似ユーザーリストに合わせて適用できます。

リストのパフォーマンスを確認する

オーディエンス セグメントのパフォーマンス データを収集するには、ad_group_audience_view リソースまたは campaign_audience_view リソースに対して検索リクエストを発行します。たとえば、conversions や cost_per_conversion を確認して、オーディエンス セグメントのターゲティングが実際にコンバージョンの獲得につながっているかどうかを判断し、それに応じて入札単価調整比を調整します。

SELECT
  ad_group_criterion.criterion_id,
  metrics.conversions,
  metrics.cost_per_conversion
FROM ad_group_audience_view