ee.initialize

ライブラリを初期化します。オブジェクト コンストラクタが使用されるまでに呼び出されていない場合は、その時点で呼び出されます。異なる baseurl または tileurl で 2 回目に呼び出された場合、以前に読み込まれたアルゴリズムなどの初期化解除は行われませんが、それらは上書きされ、代替サーバーを指すようになります。

initialize() が非同期モードで最初に呼び出された場合(成功コールバックを渡すことによって)、以降の非同期モードの呼び出しでは、コールバックがキューに追加され、すべてのコールバックがまとめて実行されます。

同期モードの呼び出しが非同期呼び出しの後に実行されると、ブロックされ、以前に指定されたすべてのコールバックが実行されてから戻ります。

ほとんどの場合、ライブラリを初期化する前に、ee.data.authorize() または ee.data.setAuthToken() を使用して認証トークンを設定する必要があります。

Python では、このメソッドは ee.Initialize という名前で、I は大文字です。一部のパラメータは JavaScript と Python で異なります。Python では、以下の opt_url と project に加えて、credentials(google.oauth2.Credentials オブジェクト、または保存された認証情報を使用するための「persistent」(デフォルト))、http_transport(httplib2.Http クライアント)もサポートされています。

用途戻り値
ee.initialize(baseurl, tileurl, successCallback, errorCallback, xsrfToken, project)
引数タイプ詳細
baseurl文字列、省略可Earth Engine REST API エンドポイント。(Python 引数名: opt_url)
tileurl文字列、省略可Earth Engine REST タイル エンドポイント。これは省略可能で、デフォルトは baseurl です。(JavaScript のみ)
successCallback関数(省略可)初期化が成功したときに呼び出されるコールバック(省略可)。指定されていない場合、初期化は同期的に行われます。(JavaScript のみ)
errorCallback関数(省略可)初期化が失敗した場合にエラーとともに呼び出されるコールバック(省略可)。(JavaScript のみ)
xsrfToken文字列、省略可EE API XHR の「xsrfToken」パラメータに渡す文字列。(JavaScript のみ)
project文字列、省略可API 呼び出しを行うときに使用するクライアント プロジェクト ID または番号(省略可)。(Python 引数名: project)