2022 年 5 月 23 日(月曜日)
Search Central Virtual Unconference 2022 は今年 4 月 27 日に開催されました。このようなイベントは今回で 3 回目です。
450 人を超える登録者数があり、さまざまな形式のバーチャル イベントへの関心の高さが伺えます。44 か国から代表者が参加しました。
今回は、コミュニティのファシリテーターにイベントを初めて公開しました。提案したセッションに対する要望が非常に多かったため、総勢 127 名の参加者に対して、合計 25 回のブレイクアウト セッションを開催することにしました。ディスカッション グループの規模については、好意的なフィードバックが多数寄せられました。フィードバックで寄せられた中には、セッションを録画せず、参加人数を制限したディスカッションの場を設けることが、参加者全員に配慮し、全員の意見を聞くことにつながったという意見もありました。
セッションで得た学び
ファシリテーターがセッション中に取ったメモを以下にまとめます。
- 動画 SEO は、コンテンツ チームとマーケティング チームにとって新しいトピックであり、好評のセッションとなりました。動画コンテンツを最大限に活用したい場合は、既存の動画に関するベスト プラクティスのドキュメントで、さらに詳しい情報をご覧ください。また、Google に動画を掲載するためのスキーマ マークアップに関するドキュメントもご覧ください。
- e コマースのセッションでは、商品のバリエーションへの対応が課題であることがディスカッションで言及されました。また、インデックス登録するページ数やファセットの適切な組み合わせは状況に応じて異なるため、ファセット ナビゲーションの処理も簡単ではありません。
- 海外向け SEO セッションでは、国際化とローカライズは困難であり、開発の後期に残すべきではないと結論付けられました。
- オーガニックと有料の成長に向けたコラボレーション セッションでは、オーガニックと有料のマーケティング担当者は同じ目標に向かって取り組むことが多いため、チームは互いにより良いコンテンツと関係を構築するために、全体像を把握する必要があることがわかりました。
- ブログやコミュニティ サイトからの実際の商品レビューは、コンバージョンを促進し、目標到達プロセスの最初の段階で新規顧客を獲得するための優れたソリューションであるようです。
- SEO とデジタル マーケティングに関するコミュニティは活発で、コミュニティは互いに協力し合い、より役に立つコンテンツを共有しているようです。
- 多くの場合、画像を使用すると、最新のフォーマットと適切な品質をさまざまなデバイスに配信することで、引き続きウェブサイトの速度を迅速に改善できます。
参加者から寄せられたフィードバック
イベント後のアンケートによると、参加者はイベント全体に満足しており、5 点満点中 4.65 点の評価を得ました。これは、今後このようなイベントの再開を検討するモチベーションになります。
また、参加者から次のようなフィードバックが寄せられ、このようなイベントによって、参加者やコミュニティに普段は聞けないような声を届けることができる、という価値が確実に提供されることがわかりました。
「私は参加者の中でも経験の浅い方でしたが、ディスカッションを存分に楽しめました。質問もでき、短時間で多くのことを学べました。実際、これまでに参加したどのカンファレンスより多くのことを学んだと思います。」
今後の展開
今後、Search Central Unconference はさらに開催される予定です。4 月に初めて日本で英語以外の Virtual Unconference を開催しました。今後もこのようなイベントを日本や他の言語で、オンラインとオフラインの両方で開催したいと考えています。Twitter やイベントページで今後のイベントにご注目ください。