Google 検索で求職者とつながる

2017 年 6 月 20 日(火曜日)

今年の Google I/O では、Google for Jobs を発表しました。これは、求職者と雇用者の両方を支援することを目的としたジョブ マッチング業界の協力を得ることによる全社規模のイニシアチブです。主な取り組みの一つは、Google 検索で求職者向けに優れたエクスペリエンスを提供することです。このたび、この新機能をすべてのデベロッパーとサイト所有者の皆様にご利用いただける状態になったことをお知らせします。

head of catering jobs in nyc」(ケータリングの管理職の求人、ニューヨーク市)や「entry level jobs in DC」(エントリー レベルの求人、ワシントン DC)などのように、意図が明確な検索語句の場合は、求人検索用の求人情報のプレビューが表示されます。各求人情報を開くと包括的な詳細情報が表示されます。

検索結果ページの求人検索用の求人情報と個々の求人情報の詳細ビューの例

求人の内容を有する雇用主やサイト所有者にとって、次のような利点があります。

  • 検索結果の目立つ場所: 求人情報が Google の新しい求人検索機能で表示され、ロゴ、レビュー、評価、求人の詳細が表示されます。
  • 意欲のある応募者の増加: 求職者は場所や役職などのさまざまな条件でフィルタできるため、対象の仕事を探している応募者を呼び込める可能性が高まります。
  • 検出とコンバージョンの機会を増やす: 求職者は、求人情報を参照し、クリックしてサイトにアクセスするための新たな手段を利用できます。

求人情報を Google 検索で表示されるようにする

実装は以下の 2 つのステップで行います。

  1. 求人情報の構造化データを使用して、求人情報をマークアップします。
  2. 各求人情報に、<lastmod> の日付を指定したサイトマップ(RSS フィードまたは Atom フィードでもよい)を送信します。

求人情報が 100,000 件を超える、または 1 日あたりの変更数が 10,000 件を超える場合は、高変更率に関する機能の利用のお申し込みを行っていただくことができます。

他のサイト(LinkedIn、Monster、DirectEmployers、CareerBuilder、Glassdoor、Facebook など)で求人情報をすでに公開している場合は、機能画面に表示されます。

求人情報検索は、エンリッチ検索のエクスペリエンスです。エンリッチ検索に関する Google の掲載順位決定の仕組みと、ご自身のサイトの掲載順位向上に関する手法についてご理解いただくための専用のガイドを作成しました。

現在の状況の確認と問題の修正を行う

実装を行う際に活用できる一連のツールがあります。

今後数週間のうちに、Search Console の Search Analytics レポートに新しい求人情報フィルタが追加され、リスティングのクリック数とインプレッション数を追跡できるようになります。

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