新しい Search Console におけるコラボレーションとユーザー管理

2018 年 8 月 29 日(水曜日)

Google は、Search Console の改革の一環として、ユーザーの共同作業とアカウンタビリティを促進するモデルを再検討しています。その結果、チームによる共同利用とアクション履歴の透明性を主眼に据えて、このサービスを再設計することを決定しました。新しい Search Console では、プロパティに大きく影響する変更の内容(設定の変更、問題の検証、新しいサイトマップの送信など)と、その変更を行ったユーザーを示す履歴トラッキングを改善し、段階的に提供していきます。また、同様の目的で、すべてのユーザーがサイトへの重要なメッセージを閲覧できるようにする予定です。

新機能

  • ユーザー管理が Search Console での不可欠な要素となりました。
  • 新しい Search Console では、インデックス カバレッジ、AMP、モバイル ユーザビリティなど、多くのレポートの読み取り専用ビューを共有できます。
  • 新しいユーザー管理インターフェースにより、すべてのユーザーはすべてのプロパティ ユーザーのユーザーロールを閲覧し、(権限があれば)管理できます。

新しいロール定義

よりシンプルな権限モデルを提供するため、「制限あり」のユーザーロールを読み取り専用ステータスに制限する予定です。読み取り専用ユーザーはすべての情報を閲覧できますが、修正の検証の開始や問題の共有などの状態変更アクションを実行できなくなります。

ベスト プラクティス

Search Console でユーザー権限を管理する際のベスト プラクティスをいくつかご紹介します。

ユーザー フィードバック

ベータ版における試験的取り組みの一つとして、すべてのユーザーロールに対するユーザー管理インターフェースの公開設定をリリースしました。更新されたユーザー管理モデル(制限付きユーザーとフルユーザーがサイト上の他の共同作業者のリストを簡単に閲覧できる機能が含まれています)に対応するため、もっと準備期間がほしいというリクエストが一部のユーザーからありました。こうしたフィードバックを受けて、リリースのこの部分については保留することにしました。コラボレーション ツールと権限モデルの変更に関する今後のお知らせをお待ちください。

皆様のフィードバックをぜひお聞かせください。Search Console 内のフィードバック フォームをご利用になれます。また、ヘルプ フォーラムへの投稿もお待ちしています。