Search Console で構造化データの問題にコンテキスト情報を追加する

2022 年 3 月 28 日(月曜日)

構造化データの問題をより効率的に見つけられるように、明日から Search Console のエラーレポートにコンテキスト情報が追加されます。

たとえば、あるウェブサイトが Review snippet マークアップで作成者の名前を指定していない場合、現在の Search Console では、項目「name」がありませんというエラーが報告されます。本日より、このエラーは項目「name」がありません(「author」内)のように報告されます。かっこ内の詳細なコンテキスト情報が追加されることで、構造化データ内の問題を見つけやすくなります。

Search Console に表示された構造化データの問題のコンテキスト情報

この変更は、Search Console のリッチリザルト ステータス レポートすべて、Search Console の URL 検査ツールリッチリザルト テストに影響します。構造化データのマークアップを変更していない場合も同様です。

  • ネストされたプロパティを参照している未解決の問題は、すべて自動的にクローズされます(上の例にある Missing field "name" の問題など)。
  • 不足している項目を示すコンテキスト情報が追加された新しい未解決の問題が表示されます(問題の名前は Missing field "name" (in "author") のようになります)。Search Console ユーザーに大量のメールが届くことを避けるため、上記の新しい問題の作成に関する通知はお送りしません。

変更前に Search Console に修正の検証をリクエストしていた場合は、新しい問題について再検証していただく必要があります。

要約すると、今回変更されるのは問題の名前だけであり、Search Console がエラーを検出する仕組みへの影響はありません。クローズされるすべての問題は、問題の名前にコンテキスト情報が追加された新しい問題に置き換えられます。

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