2023 年 11 月 27 日(月曜日)
本日は、プロフィール ページとディスカッション フォーラムの構造化データが、Google 検索で利用できるようになったことをお知らせします。また、Search Console に新しいレポートも導入されました。このマークアップは、ソーシャル メディア プラットフォームやフォーラム、その他のコミュニティにおいて、作成者の情報や視点を表示することを目的とした Google 検索機能と連携して機能します。この構造化データを実装することで、Google 検索の対象の機能で表示される情報の正確性と完全性を最大限に高めることができます。
作成者情報のハイライト表示とフォーラムのコンテンツの特定
ProfilePage
マークアップは、作成者(個人または組織)が自分の情報を共有するサイトで使用するためのものです。このマークアップを使用することで、Google 検索が、作成者の名前やソーシャルでのハンドル名、プロフィール写真、フォロワー数、コンテンツの人気度など、作成者に関する情報をより的確に特定できるようになります。[さまざまな視点] と [ディスカッションとフォーラム] の機能は、どちらも ProfilePage
マークアップを利用します。
DiscussionForumPosting
マークアップは、ユーザーが集まってそれぞれの視点を共有するフォーラム形式のサイトで使用するためのものです。このマークアップを使用することで、Google 検索が、ウェブ上のフォーラム サイトやオンラインでのディスカッションをより的確に特定できるようになります。このマークアップが設定されたフォーラムのコンテンツは、[さまざまな視点] と [ディスカッションとフォーラム] 機能の表示対象とみなされます。ただし、このマークアップを使用しても必ずコンテンツが表示されるとは限りません。
Q&A マークアップとフォーラム マークアップの違い
質問と回答がテーマのユーザー フォーラムですでに Q&A マークアップを使用している方向けに、新たにディスカッション フォーラム ガイドラインを充実させたのに合わせ、Q&A 構造化データに関するドキュメントも更新しました。
同一ページ上で両方のタイプの構造化データを使用する必要はありません。ご自分のフォーラム形式に合ったタイプを使用することをおすすめします。
- Q&A フォーラム: 質問に回答が続く構造のフォーラムの場合は、Q&A マークアップを使用してください。
- 一般的なフォーラム: より一般的な構造で、質問と回答のコンテンツだけを扱う形式ではない場合は、
DiscussionForumPosting
を使用してください。
Search Console を使用して構造化データを検証 / モニタリングする
ディスカッション スレッドとプロフィール ページのマークアップの問題をモニタリングしやすくするため、プロフィール ページとディスカッション フォーラム用のリッチリザルト レポートを Search Console にリリースします。このレポートで、マークアップ ページ関連のエラーや警告、有効なアイテムを確認できます。マークアップをテスト、検証できるように、リッチリザルト テストでも両方の機能が利用できるようになります。
ディスカッション スレッドやプロフィール ページの構造化データの仕組みについて、ご意見、ご感想などありましたらお寄せください。フィードバックを送信いただける場合は、ソーシャル メディアまたは Google のコミュニティ フォーラムをご利用ください。