2010 年 11 月 8 日(月曜日)
Google は、常に関連性が高く健全な検索結果を提供すべく、継続的にアルゴリズムの改善に努めています。この使命を追求するにあたり、Google ウェブマスター ツールのスパムレポート フォームを使用して、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反しているウェブサイトに関するスパムレポートを送信していただくことで、皆様からは日頃から多大なご協力をいただいております。問題が直ちに解決されない場合もありますが、Google は皆様のご報告を真摯に受け止め、Google のアルゴリズムを調整するためにそれらを使用いたします。皆様からのフィードバックは大変貴重であり、Google の検索結果の信頼性を維持するために役立っています。また、そうしたスパムレポートの多くについて、手動による対策を講じています。最近のブログ投稿では、ウェブスパムを特定する方法に関する詳細な情報を取り上げています。
定期的にスパムをご報告いただいている方、または今後スパムの報告を希望される方を対象に、スパムを報告するための Chrome 拡張機能を公開しました。これにより、スパム報告のプロセスがよりシンプルで利用しやすくなります。この拡張機能は、検索結果とウェブ履歴に「スパムとして報告」リンクを追加します。これを使用して、スパムレポート フォームに直接アクセスできます。また、フォームの一部のフィールドは予測入力されます。この拡張機能により、いつでもワンクリックで Google のスパムレポートを利用できます。
Chrome の Google ウェブスパム レポート拡張機能には、スパムレポートをすばやく作成するために役立つ次のようなツールもあります。
- 現在表示中のページを報告するためのブラウザボタン
- Chrome 履歴から最近の Google 検索を取得するオプション
- Chrome 履歴から最近アクセスした URL を取得するオプション
これまでと同様、スパムを報告するには Google アカウントにログインする必要があります。ユースケースと機能の詳細なチュートリアルについては、こちらのプレゼンテーションと、Chrome 拡張機能ギャラリーのページ(このページではフィードバックと提案を送信することもできます)をご覧ください。この拡張機能が皆様のお役に立てば幸いです。引き続き Google のスパム対策へのご協力をお願いいたします。
この拡張機能は 16 か国語で利用できます。Chrome ブラウザが拡張機能でサポートされている言語に設定されていれば、ローカライズされたバージョンが自動的に使用されます。それ以外の場合は、デフォルトで英語が使用されます。