2019 年 11 月 20 日(水曜日)
以前の発表で、Google 検索のショッピング体験を豊かにするために、schema.org のマークアップに加え、Google Merchant Center と Google Manufacturer Center を通して送信される商品データフィードが使用されるようになることをお知らせしました。本日は、Search Console の検索パフォーマンス レポートに新しい「検索での見え方」が追加され、Google 検索に表示される商品のリッチリザルトに関する検索統計情報が取得可能になったことを発表いたします。
ユーザーは、購入する商品やブランドを発見、調査、決定するために Google にアクセスします。Google は、買い物客に役立つ商品情報を提供するために、検索結果に商品の説明、価格、在庫状況など詳細な商品データを表示しています。
ウェブサイトの所有者は、このようなリッチリザルトの効果を理解する必要があります。Google Search Console の検索パフォーマンス レポートは、クリック数やインプレッション数などの主要な指標を提供するため、ウェブマスターが Google 検索におけるウェブサイトの検索パフォーマンスを把握して最適化するうえで役立ちます。これらの指標は、さらにデバイス別、地域別、クエリ別に細分化できます。
ウェブサイトが商品の検索結果に表示される条件を満たしている場合、新しい検索での見え方のタイプ「商品の結果」が表示されます。これを使ってトラフィックを細分化し、検索パフォーマンスを分析することができます。
新しい「商品の結果」という検索での見え方(上のスクリーンショットを参照)により、ウェブサイトの所有者は商品のリッチリザルトの検索パフォーマンスを把握できるようになります。たとえば、次のような疑問を解決できます。
- 価格や在庫状況などのリッチデータを表示した検索結果から生じるトラフィック量はどれくらいあるか?
- ショッピング トラフィックは経時的にどのように変化するか?そのウェブサイトが表示されるショッピング検索のクエリはどのようなものか?
この(または他の)Search Console レポートについてご不明な点がございましたら、フォーラムまたは Twitter でお問い合わせください。