2023 年 11 月 29 日(水曜日)
2013 年以来、Google はロゴの構造化データをサポートしています。ロゴの構造化データは、logo
と url
という 2 つの Organization
フィールドを認識するためのものです。現在 Google では、名前、住所、連絡先情報、さまざまな企業識別子などの新たな管理データを抽出することで、組織情報に関するサポートを拡張しようとしています。logo
と url
フィールドは、引き続き使用可能で、Google 検索の検索結果でロゴとして表示する画像を指定できます。
今回のアップデートにより Google がナレッジパネルやその他の視覚要素(アトリビューションなど)で、このマークアップを利用できるようになり、ユーザーは Google 検索で組織の詳細情報をより簡単に見つけられるようになります。
組織データに関するサポートの拡張の一環として、ロゴのドキュメントが組織の新しいドキュメントに統合されます。また、Search Console の既存のロゴに関するレポートとリッチリザルト テストを使った検証は、リッチリザルト テストを使った組織に関するより広範な検証に置き換えられました。
すでに組織のマークアップで logo
と url
フィールドを使用している場合は、追加の作業をする必要はなく、ロゴのマークアップは引き続き Google によって認識されます。新しいフィールドについては、必要に応じて追加することをおすすめします。
組織の詳細情報を追加で指定すると、最近発表された販売者のナレッジパネルなどのナレッジパネルに、そのマークアップを表示できるようになります。
リッチリザルト テストで新たに Organization
をサポート
リッチリザルト テストにアクセスし、ページの URL またはコード スニペットを入力することで、構造化データをテストできます。リッチリザルト テストを使用すると、マークアップが有効かどうかを即座に確認できます。
ローカル ビジネスのサイトの場合は、新しい組織のマークアップに加えて、既存のローカル ビジネスのマークアップのガイドラインも参照して対応することをおすすめします。
オンライン ビジネスのみのサイトの場合は、Organization
の OnlineBusiness
サブタイプを使用してください。
これらのサポートの拡張によって、より簡単にビジネスや組織を説明する組織の構造化データを追加し、それらを Google ナレッジパネルに表示できるようになることを願っています。ご質問やご不明な点がございましたら、Google 検索セントラル コミュニティを通じてお問い合わせください。