2012 年 3 月 19 日(月曜日)
ユーザーのプライバシーを保護することは Google にとって優先事項であり、最近の変更の主な理由となっています。ユーザーの時間を大切にすることも同じく非常に重要で、これは Google の理念にも明記されています。Google ウェブ検索が間もなく新しい提案を採用することにより、Google の SSL 検索を行うユーザーが Chrome などの最新ブラウザで検索結果をクリックする際の待ち時間が短縮されます。
4 月より、適切にサポートされたブラウザの場合、Google は「referrer」メタタグを使用して参照元 URL を自動的に簡略化します。参照元 URL は、オーガニック検索結果からリンクされたページにアクセスする際に、ブラウザから送信されます。これにより、目的のページが表示されるまでの時間が短縮され、ユーザーはより効率化されたエクスペリエンスを得られます。
Google 検索の検索結果でクリックされるサイトには、どのような影響があるでしょうか。オーガニック SSL 検索トラフィックのソースとして、origin
リファラー、つまり Google のホームページ(詳しくはメタリファラーの仕様を参照)が表示されるようになる場合があります。この変更は、検索キーワードを含まなくなった一部の SSL 検索リファラーにのみ影響します。HTTPS 以外の参照は、現在と同様に動作します。繰り返しになりますが、この変更の主目的は、不要なリダイレクトを削除して、ログイン済みユーザーが目的のページにより早く到達できるようにすることです。
ウェブサイト分析プログラムは、SSL を使用した Google のホスト名のみ(「https://www.google.co.uk/」など)を検出することで、このようなオーガニック検索リクエストを識別できます。ウェブマスターは、今後もウェブマスター ツールでこれまでと同様にデータを確認でき、サイトにトラフィックを誘導した上位の検索クエリの集約リストを入手できます。
Google は引き続き、ウェブマスター ツールに検索クエリデータを表示する仕組みを改善していきます。ご質問、フィードバック、ご提案がありましたら、ウェブマスター ツールのヘルプ フォーラムからお寄せください。