2019 年 4 月 4 日(木曜日)
ユーザーが質問に対する回答をより早く見つけられるようにするため、2018 年、モバイル検索のランキング要素としてページの読み込み速度を追加しました。それ以来、ウェブ全体を通して多くのページで改善が見られます。過去 1 年間にウェブマスターが行ったパフォーマンスの改善について記載します。主な内容は次のとおりです。
- 最も低速な 3 分の 1 のトラフィックについて、2018 年のユーザー中心のパフォーマンス指標が 15% から 20% 改善しました。これに対し、2017 年には改善は見られませんでした。
- ウェブ エコシステム全体を通して改善は見られました。国ごとに見ると、95% 以上の国で速度が改善されています。
- ページの読み込みが遅い場合、ユーザーはナビゲーションを放棄する可能性が高くなります。こうした速度改善により、検索からナビゲーションを開始した場合の放棄率が 20% 減少したことが確認されています。これは、サイト所有者も Chrome で使用可能なネットワーク エラー Logging API で測定できる指標です。
- 2018 年、デベロッパーは 10 億を超える PageSpeed Insights 監査を実施し、2 億を超える一意の URL に対するパフォーマンス最適化の機会を特定しました。
お読みいただき、ありがとうございました。ウェブマスターの皆様には、サイトのユーザー エクスペリエンスを最適化されるようおすすめいたします。ページのパフォーマンスがご不明な場合は、次のツールやドキュメントを参考にしてください。
- PageSpeed Insights では、ページ分析と最適化に関する推奨事項をご確認いただけます。
- Google の Chrome ユーザー エクスペリエンス レポートは、Chrome ユーザーがウェブ上の人気ページに実際にアクセスしたときのユーザー エクスペリエンスを指標化したものです。
- ウェブの基礎でのパフォーマンスに関するドキュメント。
ご不明な点がございましたら、ヘルプ フォーラム(ウェブマスター コミュニティなど)にお問い合わせください。他のエキスパートとチャットができます。