SSL 検索における検索クエリ データの取得方法について

2011年11月1日火曜日

インターネットの世界において SSL 暗号化は 急速に広まって (英語) きています。Google は、ユーザーの皆さまにより安全にサービスをご利用頂くため、Google アカウントにログインしたユーザーの google.com における検索については、 https://www.google.com での SSL 検索がデフォルト (英語) となるよう変更することにいたしました。この変更は数週間ほどかけて実施される予定です。 なお、 google.co.jp に関しましては、現在のところ、変更時期は未定です。

この変更がウェブマスターに与える影響はどのようなものでしょうか。https://www.google.com (SSL 不使用) でのオーガニック検索結果では、ユーザーが google.com から来たことと、その検索クエリがわかります (ユーザーのブラウザーが HTTP リファラー フィールド を通してこの情報を取得し渡します)。しかし、SSL 検索でのオーガニック検索結果では、ウェブサイト側はユーザーが google.com から来たことしかわかりません。ただし、 ウェブマスター ツール から 豊富な検索クエリ データ へアクセスすることは可能です。 ウェブマスター ツールに追加した確認済みのサイト に対して、ウェブマスターは以下の操作を行えます。
  • 過去 30 日間のデイリー検索クエリ トップ 1,000 と、デイリー ランディング ページ トップ 1,000 の表示。
  • 表示回数、クリック数、クリックスルー率 (CTR) の表示。また、各クエリの検索結果における平均掲載順位を直近 30 日間で比較。
  • CSV 形式でのデータのダウンロード。
また、 Google アナリティクス の検索エンジン最適化レポートをご利用いただいているユーザーは、 ウェブマスター ツールと同様の検索クエリ データ にアクセスでき、豊富なレポート機能を活用していただけます。

ウェブマスター ツールで検索クエリ データを表示する方法について、Google はさらに改善を重ねていきます。ご質問、フィードバック、ご提案があれば、 ウェブマスター ヘルプ フォーラム までお寄せください。