検索クエリのデータがより長い期間参照可能になりました

2012年5月8日火曜日

Google では ウェブマスター ツールに関して様々な改善を重ねてきました 。今回、ウェブマスター ツールの 検索クエリ のデータが改善されましたのでご紹介します。


今回の改善で最も重要なのは、検索クエリのデータの履歴が過去 90 日までさかのぼって確認できるようになった点です。検索クエリのページ右上にある期間の設定をクリックすると、これまで 35 日分のデータしか表示できませんでしたが、90 日分のデータを表示することが可能になりました。

クリック後:

90 日間のデータを見る場合、変動率を表示するオプションは無効になります。以前の期間との変動を確認したい場合は、対象期間は 30 日となるよう調整してください。変動率は、デフォルトでは無効になっていますが、グラフとテーブルの間にあるボタンで切り替えることができます。


ウェブマスターツールのもう 1 つの大きな改善点は、サイトの所有権の確認をするとすぐに、基本的な検索クエリのデータを参照できるようになった点です。もうサイトの情報が表示されるまでお待ち頂く必要はありません。

最後に、Google では現在クリックが発生しているトップ 2000 クエリのデータを収集しています。クエリのデータの発生が複数の国や言語に及ぶ場合は、表示されるクエリ数は 2000 未満となる場合もあります。たとえば、カナダにおける [flowers] という検索は、google.com 上の [flowers] の検索とは区別してカウントされます。この機能により 98% のサイトにおいてはクエリを完全にカバーしています。

今回の改善がみなさんのサイトの運営に役立つことを願っています。この記事に関するコメントやご意見・ご感想は、 ウェブマスター ヘルプフォーラム までお寄せください。