2020 年 2 月 25 日(火)
本格的に 2020 年となり、人々は今年の計画を立て始めています。ご自分で作成されたイベントがあれば、それを Google のイベント検索機能で発見されやすくすることできます。
コンサートやワークショップを開催する場合、イベント マークアップを使用すると、「今週末のコンサート」や「近くのワークショップ」と検索されたときに見つかるようになります。また、スポーツ スタジアムや地域のパブなどの施設を検索したときにも見つかるようになります。特定の施設のナレッジパネルに表示され、各施設で何が行われるかがよりわかりやすくなります。
新しい地域と言語でのリリース
先ごろ、ドイツとスペインでイベント検索機能をリリースしました。これにより、Google のイベント検索機能が世界中の 9 つの国と地域で利用できるようになります。イベント検索機能を利用可能な場所の完全なリストについては、利用可能な言語と地域のリストをご覧ください。
Google でイベントをアピールする方法
イベントを Google の表示対象とするには、次の 3 つの方法があります。
- サードパーティのウェブサイトを使用してイベント情報を投稿する場合(チケット販売ウェブサイトやソーシャル プラットフォームでイベント情報を投稿する場合など)、イベント公開元がすでに Google のイベント検索機能に加わっているかどうかを確認します。ひとつの方法として、プラットフォームに表示される人気のイベントを検索し、そのイベントが表示されているかどうかを確認します。イベント公開元が Google と統合されている場合は、引き続きサードパーティのウェブサイトにイベントを投稿してください。
- CMS(WordPress など)を使用していて、HTML にアクセスできない場合、構造化データをサイトに追加できるプラグインがあるかどうかを CMS で確認します。 あるいはデータ ハイライターを使用して、サイトの HTML を編集せずにイベントを Google に伝えることもできます。
- HTML の編集に慣れている場合、構造化データを使用して Google に直接統合します。イベントページの HTML を編集する必要があります。
おすすめの方法を実践する
イベントの構造化データをすでに実装している場合は、その構造化データが Google のガイドラインに沿っているか確認することをおすすめします。特に次のことを行ってください。
- デベロッパー ガイドラインに記載されている必須プロパティと推奨プロパティを含めます。
- ガイドラインに沿って、イベントの詳細を高品質なものにします。たとえば、タイトル、日付、場所などの属性を繰り返したり、他のウェブサイトの機能をハイライト表示したりするのではなく、説明フィールドを使用してイベント自体を詳細に説明します。
- リッチリザルト テストを使用して、構造化データのテストとプレビューを行います。
検索でのパフォーマンスをモニタリングする
イベント投稿でどのような操作が行われているかを Search Console で確認できます。
- Search Console のパフォーマンス レポートを使用すると、検索結果で特定のイベント情報についてのデータをイベントのリスト表示または詳細表示で確認できます。この結果は Search Console API で自動的に取得できます。
- Search Console のリッチリザルト ステータス レポートを使用すると、Google がサイトから読み取ることができた、またはできなかったものを把握し、リッチリザルト エラーのトラブルシューティングを行えます。
ご不明な点がございましたら、ウェブマスター セントラルのヘルプ フォーラムをご利用ください。