2020 年 5 月 5 日(火曜日)
先月、Google 検索で COVID-19 に関するお知らせをハイライト表示できる新しい方法を導入しました。初期段階として、Google は保健機関と政府機関のサイトの構造化データや Search Console で送信された情報を使用して、学校閉鎖や外出自粛指示といった重要なお知らせを Google 検索でハイライト表示します。
本日、Google は Google Search Console での SpecialAnnouncement
のサポートを発表します。実装に関する問題の発見や、このリッチリザルト タイプによるパフォーマンスのモニタリングに役立つ新しいレポートなどが追加されています。さらに、リッチリザルト テストでマークアップをサポートしたことにより、本番環境に移行する前に既存の URL を確認したり、マークアップ コードをデバッグしたりできるようになりました。
特別なお知らせの拡張レポート
SpecialAnnouncement
構造化データを実装しているサイトでは、Search Console で新しいレポートを利用できるようになりました。このレポートでは、サイトに実装されているマークアップに関するエラー、警告、有効なページを確認できます。
さらに、問題を修正した場合はレポートで検証でき、これにより Google が該当ページを再クロールするプロセスがトリガーされます。詳しくはリッチリザルト ステータス レポートをご覧ください。
パフォーマンス レポートでの特別なお知らせの見え方
Search Console のパフォーマンス レポートでは、SpecialAnnouncement
のマークアップがされたページの Google 検索におけるパフォーマンスを確認できるようになりました。つまり、特別なお知らせのページの表示回数、クリック数、クリック率の成果を確認し、各ディメンションでのパフォーマンスの傾向を把握できます。詳しくは、パフォーマンス レポートの [検索での見え方] タブについての説明をご覧ください。
リッチリザルト テストの特別なお知らせ
SpecialAnnouncement
構造化データをページに追加すると、リッチリザルト テストツールを使用してページをテストできます。
まだサイトでマークアップを公開していない場合は、コードをアップロードしてマークアップを確認することもできます。テストでは、構造化データのエラーや提案が表示されます。
こうした新しいツールを使用すれば、マークアップされた SpecialAnnouncement
ページが検索結果でどのように表示されるかを把握でき、問題の特定と修正が容易になります。
ご不明な点がありましたら、Google ウェブマスター コミュニティをご覧ください。