2023 年 2 月 22 日(水曜日)
本日より、Search Console のユーザーと権限に、所有権とユーザーの管理に関連する機能を組み込みます。従来、これらの機能は以前のウェブマスター ツールでのみ使用できました。
ウェブマスターの確認ツールは、長年にわたって私たちのコミュニティに貢献してきました。今回のリリースにより、Search Console に機能を移行するという目標に一歩近づくことができ、エクスペリエンスの改善、高速化、現代化が可能になりました。
Search Console の新しいユーザー管理機能
Search Console のユーザーと権限の管理に追加された機能には、次のような特徴があります。
- 確認済み所有者と委任された所有者を区別
- 確認済み所有者を簡単に即時削除(所有権トークンの削除は不要)
- 委任された所有者の権限レベルを変更することが可能(所有者、完全、制限付き)
- 現在および以前のすべてのユーザーのプロパティに関する確認トークンをみることが可能。特に以前の所有者が残したトークンの確認が可能
- 所有権イベント履歴
ベスト プラクティス
Search Console でユーザー権限を管理する際のベスト プラクティスをいくつかご紹介します。
まず、作業の遂行に必要な権限レベルのみをユーザーに付与します。未確認の所有者の権限レベルは [その他の操作] メニューで変更できます。プロパティで作業しなくなったユーザーの権限レベルは必ず取り消すか変更し、Search Console の [ユーザーと権限] で権限を定期的に監査して更新するようにしてください。
以前の確認済み所有者を削除するときは、必ずそのユーザーの確認トークンもすべて削除してください。本日リリースの更新に含まれているこの機能では、削除済み所有者によるプロパティへのアクセス権の再取得を防ぐために、残りの所有権トークンを点検できるようになっています。
なお、特定の Search Console レポートを今回だけ共有するのであれば、そのページの [リンクを共有] をクリックするだけでよく、Search Console にユーザーを追加する必要はありません。
スタンドアロンのウェブマスター セントラル確認ツールは今後数か月で廃止する予定です。皆様のフィードバックをぜひお聞かせください。Search Console 内のフィードバック フォームやヘルプ フォーラムからご質問やご意見をお寄せください。